保健師の宮本です。
雨が上がる毎に、少しずつ過ごしやすい良い気候になってきました。
先週まとめてクリーニングに出した冬物を引き取りに行くのが億劫です・・・
さて、今週はダイエットのお話です。
これも職業柄なのか、ネットニュースやテレビ、広告など様々な場面で「健康」「美容」が取り上げられているとついつい見てしまいます。
先日インターネットのトップ画面に紹介されていた記事が非常に分かりやすかったので、ご紹介します!
(調べてみるとこの説には反対意見もあるようですが、なるほど!と思う部分も多々あります。)
以下引用
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「ダイエッターが注意したいカロリーの落とし穴」
カロリーばかりを気にしていると、実はダイエットしにくい身体になってしまう事をご存じでしたか?
■ カロリーを減らす=体重も落ちない
カロリー=摂取量だと思いこんでしまっている人が多いので、まずはこの考え方を正しましょう。
カロリーを減らすと、体重も落ちなくなります。以下に解説しましょう。
◎ カロリーを減らすと「低燃費モード」になる
食事制限によるカロリー低下は、人間の活動エネルギーを奪うことになります。
エネルギーが少ない状態でも、普段通りと同じだけ身体を働かせなければ生きていられません。
なので、摂取カロリーが少ないと、人間は生命活動を維持するために「低燃費モード」に突入してしまいます。
「低燃費モード」になると何が起こるかと言うと、摂取された少ないエネルギーを効率よく消費しようとします。
時に体脂肪などを使って、不足したエネルギーを補います。
これが、体重減少につながります。
しかし、「低燃費モード」中に食べ過ぎてしまったり、少量でもカロリーのあるものを食べてしまうと身体は「低燃費モード」で動いていますから、カロリーが余剰してしまい、結果として普段よりもカロリーを摂取したことになってしまいます。
これがいわゆるリバウンドの原理とも言えるでしょう。
◎ 「低燃費モード」だと基礎代謝が落ちる
基礎代謝とはあなたが特別なことを何もしなくても、身体が必要としているエネルギーのこと。
睡眠や入浴、軽い歩行や家事、食物の消化などもこれに含まれます。
「低燃費モード」中は、身体のはたらきを生命維持ができる極限まで抑えていくことになりますので、基礎代謝が落ちるのです。
例えば、身長160cm・体重50kg、30歳女性の場合、基礎代謝は約1200kcalですが、低燃費モード中はこれを下回っています。
摂取カロリーを抑えても基礎代謝が落ちてしまえば、何の意味もありません。
■ ダイエッターのカロリー計算術
カロリーをダイエットの指標にすることは間違いではありません。
1日必要な摂取カロリーをきちんと摂取することだけ、きちんと守れば良いのです。
そしてもう一つ、1日あたりの摂取カロリーではなく、1週間の総摂取カロリーを気にするようにしましょう。
現代人の生活サイクルは1週間という期間になっており、体内の時計もこれに合わせて動いています。
例えば1日に摂取したいカロリーが1600kcalの人は、1週間あたり11200kcalが必要です。
できるだけ平均値の1600kcalを目指しながら、1週間で調整するようにしましょう。
■ おわりに
1日単位の結果で一喜一憂するのではなく、1週間という単位でカロリー計算をすれば、無理なく、ストレスもなくダイエットができます。
そしてリバウンドという恐怖からも解放されます。
目の前の数値だけでなく、総合的・長期的な目線を維持しましょう!
http://a.msn.com/05/ja-jp/BBjfhmI?ocid=st
(著:nanapiユーザー・maicoco 編集:nanapi編集部)
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いかがでしたか?
「食事制限頑張ってるのに痩せない!」という方は、もしかしたらこの「低燃費モード」に該当しているのかもしれません。
ダイエット方法は何も食事制限だけではありませんし、向き不向きもあります。
お肉や魚、大豆などの良質なたんぱく質をしっかり摂って、その分動く!というダイエット方法に切り替えた方が案外早く効果が出たりすることも。
「もしかして・・・?」と思った方は一度ご自分のダイエット方法について振り返ってみてください。
それではまた来週!