作業環境測定結果が管理区分2または3になった場合の作業場への掲示について
- 2012年09月29日
- お知らせ
法改正により、作業環境測定の結果、管理区分が2または3になった場合、当該作業場に管理区分および改善措置を掲示することが必要になりました。現場の作業者にとっては危険予知しやすくなりますので、有害因子への曝露軽減が期待されます。なお法改正は7月1日付けで施行されていますので、まだの事業場は対応を急ぐ必要があります。もちろん管理区分が2以上にならないよう管理することが重要ではありますが。
法改正により、作業環境測定の結果、管理区分が2または3になった場合、当該作業場に管理区分および改善措置を掲示することが必要になりました。現場の作業者にとっては危険予知しやすくなりますので、有害因子への曝露軽減が期待されます。なお法改正は7月1日付けで施行されていますので、まだの事業場は対応を急ぐ必要があります。もちろん管理区分が2以上にならないよう管理することが重要ではありますが。
心の不調にはミネラル不足がかかわっているそうです。
ミネラルとは、カルシウム・鉄・マグネシウム・亜鉛・銅などで、ビタミンと並ぶ重要な栄養素です。
全身の臓器や心の安定にも影響する神経の働きを円滑にする「潤滑油」の役割があります。
コンビニで定食や幕の内風の弁当を選んでいるからバランスは良いッと思っている方、食材のミネラルは、水で煮る・油で揚げるといった加工調理の中で水や油に溶け出してしまい、口に入る頃には半分以下の量、という事態になっていることをご存知ですか?
この事態を回避するには、ゆでるより汁ごと食べる煮込みや蒸し料理を選ぶ、外食中心なら牛乳や納豆を1品加えたり、練りごまやのりを振り掛けるなどするとよいようです。
(小魚・乳製品・ナッツ類・大豆製品・海藻類・レバー・ゴマ・そばなども)
軽い心身の不調なら、すぐに薬を飲むのではなく、食事を見直すことが大切だといえます。(N・H)
健診でγ-GTPが異常に高く、休日は朝から飲んでいるなど明らかにアルコール依存症と考えられるが、仕事には特に支障なく、普通に勤務しているケース。本人には精神科受診、場合によっては入院を勧めるも、自分がアルコール依存であることの認識がなく、あるいは精神科受診に対しては抵抗があり、受診を固辞される。会社にも本人に精神科受診を指導するようお願いするも、仕事はしっかりできており、休まれると困るのでそれもうまくいかない。今までこのようなケースは結構経験してきました。やはり今の時代でも精神科受診の敷居が高いのを感じます。
こんにちは。保健師の荒木優子です。
福岡県の久山町の研究について、興味深い記事が投稿されていましたのでご紹介します。(H24.9.26付 医療新世紀)
久山町といえば・・・、コストコが好きな私には馴染みのある町
久山町は40年の間、生活習慣病についての疫学調査を行ってきた町です。
九州大学の追跡研究でマグネシウムの摂取が糖尿病を予防するのではとの可能性が示唆されていました。
欧米では以前より指摘されていたそうですが、今後の研究でより明確になっていくと思われます。
マグネシウムは体に必要なミネラルの一種です。
ただ、残念ながら食事の欧米化により、1日の摂取量は不足していて、厚生労働省もできるだけ摂るように呼びかけています。
マグネシウムは、野菜、豆、海藻、精製されていない食品に多く含まれます。
松田保健師のアドバイスのように野菜をとる工夫をされるといいですね♪
ただ、落とし穴がひとつ・・・
何についても、これが効く!と、一つの事に飛びつくのは危険です 😥
基本は正しい食事バランス、運動、節酒、主治医のアドバイスです。
またマグネシウムは過剰摂取すると下痢等をおこします。
サプリメントに頼らず、日頃の食事で摂る事が基本です(Y.A)
昨月と今月で同じ現場を職場巡視しましたが、温熱環境はこの1か月でかなり違っていました。昨月は汗だらだらの状況だったのが、今月は汗しっとりの状況になっており、かなり作業をしやすくなった印象です。確かに朝は涼しくなり、秋の訪れを実感します。ただ今月いっぱいは熱中症予防を重点取組に掲げている事業場も多いようです。暑さがぶり返すこともありますので、油断は禁物かも。
保健師の松田聖子です。
だんだんと秋の風が吹きだしましたね。
秋と言えば、食欲の秋!!
今週も「野菜を沢山摂る工夫」をご紹介します。 😀
今回は、炊飯器でご飯と炊くときの熱を活用する、省エネ&簡単な調理法です。
保健指導の際に、「ご飯だけは自分で炊きます」と言われる方が多く見られます。
そこで、ご飯と一緒に野菜も炊いてみてはいかがでしょうか??
炊飯器に、研いだ米と、細かく切った野菜を入れて一緒に炊き込んでみてください。
ここで塩やしょうゆなどの調味料を加えると塩分を摂ってしまうので、
あえて味をつけないのがポイントです。
野菜は、カボチャやさつまいも、長芋、アスパラガスなどがお勧めです。
またきのこやレンコン、切り干し大根などを入れ、混ぜ込んで炊くと
ボリュームアップしながら、カロリーが抑えられるので、
ダイエットの方にお勧めです。
ちなみに私は一緒に糸こんにゃくを刻んでいれることなどもしています!
ぜひ、お試しください 😛
暑い夏が終わり朝晩涼しく、いや、寒いくらいになりました。
乾燥した空気が厳しい暑さで疲れの溜まった体にこたえます。
弱り目に祟り目よろしく、いやなことがあったり仕事でうまくいかなかったりするとイライラします。リラックスしなくてはと思いはするものの、余裕がなくなっていることを感じると、焦りの気持ちも生まれてなおさら緊張してしまいます。やろうとすればするほどがちがちになる印象です。こんな時はどうするか・・・
①先ずは身体の疲労を取り除くこと
とにかく寝る、温泉につかる、運動で汗をかくetc…
②心の健康のための抵抗力をつけること
自分のことが一番よくわかっているのは自分自身だから≪心のヘルスケア≫に努める
③職場の風通しを良くすること
コミュニケーションや助け合いの心を忘れずに (読売新聞より一部抜粋)
とりあえず仕事は脇に置いて夢中になれるものを実行します。
元気になったら、働く仲間に感謝しつつまた仕事を頑張ります。(N.H)
こんにちは。保健師の荒木優子です
暑さ寒さも彼岸まで。すっかり秋の香りがしてきました。
さて、先日の読売新聞(9/16付)に厚生労働省が、たばこを銘柄毎に全て分析し、今まで明確ではなかった発がん性物質等の含有率データを調査する方向との記事が掲載されていました。
まずは日本で消費量の多い銘柄について、たばこ及び煙の成分の分析を行い、その結果について有識者会議により検討を行うとの見通しです。
前回の調査では、決められた30種の有害物質に絞った測定になっていた為、今後はこの調査により正確に健康への影響を把握することが目的となるとのこと。
今まで明確になっていなかった部分が見える事で、より一層の受動喫煙対策が強化されることを期待しています。(Y.A)
先日旧友たちと博多で久しぶりに集まり飲みました。皆50才を過ぎましたので、こうした場では自ずと健康のことが話題になってきます。友人のなかには昨年10日程入院した者がいたりして、皆びっくりするやら、心配するやら。幸い今は元気に生活、仕事をしているとのことでひとまず安心しました。そのあと本人がいうには、主治医は退院後すぐの職場復帰を許可してくれたのに、産業医からは復職面談の結果、さらに1か月の自宅療養を指示され、すぐには復帰できなかったとのこと。その友人もそれ以降は健康に気を使うようになったようです。私からはよくある話ですねと物知り顔でコメントしておきました。友人は自らの体験をつうじ産業医の仕事について少し理解をしてくれたかもしれません。
保健師の松田聖子です。
月曜日の昨日は祝日でしたので、
本日「野菜を沢山摂る工夫」3週目をお知らせします。 😀
今日は下準備についてです。
野菜によっては茹でるなどの下準備をしないといけないものもあります。
特に緑黄色野菜などは加熱しないと食べられないものが多いです。(>_<)
そういったときには、、電子レンジ加熱がお勧めです。
食べやすい大きさに野菜を切り、ラップで包んだり、
電子レンジ調理容器に入れて加熱すればOK!!
生野菜ばかりに偏りがちな方は、1日1皿、電子レンジ調理で緑黄色野菜を食べましょう。
また、レトルトのカレーやインスタントラーメンを食べられる際には
レンジ加熱野菜をトッピングするなど工夫されるといいですよ。
では、野菜を食べるコツは、また来週月曜に~~