やはりタバコですか
- 2012年09月06日
- 活動報告
心筋梗塞を発症した方に対して産業医は復職の際に対応することになりますが、発症前のリスク要因は再発防止の観点からも気になるところです。ご存じのとおり肥満、高血圧、脂質異常、糖尿病など心筋梗塞のリスク要因はたくさん知られていますが、発症した方の過去の健診結果を見てもこれらのリスク要因がはっきりしないことが結構あります。おかしいなと思い復職面談で話を聞いてみますと、かなり高い確率で喫煙をされていることが分かります。やはりタバコですかということになるわけです。特に50歳代以下の比較的若い年齢層の男性が心筋梗塞を発症した場合には、そのほとんどは喫煙がからんでいると考えてよさそうです。