高血圧に伴う就業禁止措置
- 2024年01月15日
- 健康管理
冬場は血圧が高くなりやすく、上が200下が120を超えるような方については、産業医として即座に就業禁止の指示を出しています。ただ血圧が高くても自覚症状のない方がほとんどであり、医療機関を受診せず放置しているケースも多々あります。そうした場合、実際に就業禁止措置を実行すると、仕事ができなくなりますので、ようやく医療機関を受診し降圧剤の内服を始めてくれることになります。就業禁止になる前に医療機関に受診してもらいたいところですが、高血圧の恐ろしさを知ってもらうためにも、衛生委員会等の場をとらえて、高血圧について教育、啓蒙を行っています。