服部産業医事務所の活動

団体経由産業保健活動推進助成金

団体経由産業保健活動推進助成金のご紹介です。
この助成金は、厚生労働省の産業保健活動総合支援事業の一環として行われているものです。 中小企業や労災保険の特別加入者を支援する団体等が、傘下の中小企業等に対し、産業医、保健師等の専門職の他、産業保健サービスを提供する事業者と契約し、産業保健サービスを提供した際、その費用の一部を助成するものです。

10月より団体経由産業保健活動推進助成金の助成額や助成率、助成対象範囲等を拡大するとともに、交付申請手続きの期限を令和5年12月最終営業日まで延長されました。

助成対象となる事業主団体等がございますのでご確認をお願いいたします。
以下ご参照ください。

団体経由産業保健活動推進助成金とは
https://www.johas.go.jp/Portals/0/data0/sanpo/sanpojoseikin/R5/org_josei_setumei_R5.pdf

「団体経由産業保健活動推進助成金」の手引(令和5年度版)
https://www.johas.go.jp/Portals/0/data0/sanpo/sanpojoseikin/R5/org_josei_tebiki_R5.pdf

大学のクラブのOB会に参加しました

先週末、大学時代に所属していたソフトテニス部のOB会が開催されましたので、久しぶりのリアル開催ということもあり、参加しました。全般的にOBの参加が少ないなかで、一緒にテニスをした同じ世代のメンバーは自分を含め5人が参加していましたので、久しぶりの再会に大いに盛り上がりました。現在クラブの顧問をしているリハビリテーション科の佐伯教授も学生時代私と同じ釜の飯を食った世代ですが、女子ソフトテニス部に所属している娘が現在お世話になっているという縁があります。我々の世代は大学を卒業してすでに40年近くが経ち、皆それぞれ違った道、人生を歩んでいますが、久しぶりに会って話をしてみると、皆いい意味で本質は変わっていないことに気付かされるとともに、思い出話や現況報告に花の咲いた再会となりました。今回企画いただいた後輩の学生に感謝申し上げます。

職場のハラスメント撲滅月間

12月は「職場のハラスメント撲滅月間」です。
12月5日(火)13時30分から
「職場におけるハラスメント対策シンポジウム」が
オンラインかつ無料で開催され
取組事例の紹介などもあるようですので
お時間があればぜひご参加ください。

あかるい職場応援団 厚生労働省
https://www.no-harassment.mhlw.go.jp/

これを機にSOGIハラスメントや アウンティングについて 理解を深めてもいいかもしれませんね。

季節による温度感覚の違い

先日ある事業所のオフィスを巡視したのですが、その部屋に入った途端にかなり暑く感じられました。その要因としてたくさんの人が在席し、またたくさんのOA機器から熱が発せられていることが考えられましたが、室温を聞いたところ28度ありましたので、省エネの観点からもエアコンの稼働を抑え室温をもう少し下げるようにお願いしました。今のような冬場の季節に28度は暑く感じますが、夏場であれば涼しく感じたはずです。同じ温度でも冬と夏では温度感覚がかなり違いますね。

AED

女性へのAED使用について
人命救助第一と分かっているものの
AEDを使ってハラスメントで訴えられたら恐いという意見があり驚きました。
私なら迷わず使って助けてほしいですが…。
ちなみにブラジャーを外す必要はありません。
ワイヤーにあたらないようにパッドを貼ればOKです。

女性に配慮したAEDの使い方
東京都保健医療局

世界糖尿病デー

 11月14日は世界糖尿病デーです。
健診で血糖値の項目がありますが、数値が高い、もしくは年々数値が上昇していませんか?

食べたものに含まれるブドウ糖が体の中に取り込まれると、すい臓からインスリンが分泌されてエネルギーとして吸収されます。この時にインスリンの力(作用)が弱いとブドウ糖を上手に吸収できずに血液の中に糖があふれてしまいます。その結果血糖値が高くなり、子の状態を糖尿病と言います。
血糖値が高い状態が長く続くと、血管に傷がついて合併症を引き起こしやすくなります。
腎臓や目の網膜に影響し、人工透析を受ける必要が出てきたり、目が見えなくなるといった状態を引き起こしやすくなります。
血糖値が高くなるとこのような合併症につながらないように、治療を開始する必要があります。ここでしっかり医師の元で管理できればそのリスクは大きく減らすことができると言われています。

ただ、血糖値が高くても当初は特に自覚症状がないため、放置されがちです。
異様にのどのかわきを感じたり、減量しているわけでもないのに体重が減る、体がとても疲れるなどの症状が出た時は、実は糖尿病がかなり進行している可能性が高いです。
このような状態になる前に、毎年の定期健診で血糖値が高くなっていないかを知ることが大切です。

労働衛生管理研修会にて講師を務めます

福岡産業保健総合支援センター主催の労働衛生管理研修会にて講師を務めます。詳細は下記のとおりです。お申込みは同センターまで。
 2023年11月21日(火)15時~16時30分
 小倉興産 KMMビル 4F 第1会議室
 テーマ 工場の職場巡視のポイント
工場の職場巡視の要諦を実際の現場の写真を交え、解説いたします。奮って参加ください。

感染症の流行

福岡県の週報では
新型コロナウイルス感染症の報告数は減っていますが
インフルエンザの報告数の増加が止まりません。
咽頭結膜熱や感染性胃腸炎、
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告も増えています。

咽頭結膜熱は聞き慣れない病名かもしれませんが
アデノウイルスによって感染する病気で
プール熱とも言われます。
感染経路は飛沫感染や経口接触感染です。
小児を中心に流行しますが
大人に移ることもあるため要注意です。
特別な治療法はなく、
発熱やのどの痛み・発赤、結膜炎や腹痛、下痢などの
症状に沿った治療になります。
予防は
・石けんと流水でのこまめな手洗い
(アルコール消毒は効きにくいため)
・むやみに目や口に触れたり、こすったりしないこと
・患者との密接な接触を避けること
・タオルの共用を避けること などが挙げられます。
症状消失後も、
約1ヶ月は尿・便からウイルスが排泄されるので、
トイレ後の念入りな手洗いを継続し、
排せつ物の処理に注意しましょう。

咽頭結膜熱について 厚生労働省

血圧

福岡は数日前まで日中は半そででも過ごせる程の暑さでしたが、朝晩は急に寒くなりました。この寒くなる時期に特に注意が必要であるのは血圧です。
寒い時期の血圧が上昇しやすい原因はいくつかありますが、その中でも寒暖差や温度差による刺激が影響します。
皮膚が急激な寒暖差や温度差にさらされると、交感神経が刺激されます。交感神経が優位になると血管が収縮して血圧が上昇します。
朝顔を洗うために冷たい水に手をつけるだけでも血圧が上昇すると言われています。

急激な血圧上昇は、ヒートショックを引き起こす原因にもなります。
「急激な寒暖差」にさらされる機会を減らす工夫と、血圧測定を実施しましょう。
暖かい時期に健診を受けて、高めと指摘されている方は寒くなるとさらに血圧が上昇してくる可能性がありますので、ご注意ください。

普段運動をしているからこそ軽症で済んだのかも

先日東京に住む弟が運動会の短距離走で転倒し、足と肩を負傷したのですが、幸い骨折などの大事には至らず、三角巾や湿布など保存的治療だけで済んでいるようです。弟は高校生の頃陸上部に所属していましたし、今でも結構運動はしているのですが、倒れた瞬間の写真を見返すと、足がついていかなかった感じでした。自分も普段運動はしていますが、さすがに短距離走まではしておらず、全力疾走できる自信はなく、今回のことで少し怖くなりました。ただ弟は整形外科の主治医から普段運動をしているから軽症で済んだのであり、していなかったら骨折はしていただろうと言われたようでした。職場で転倒して骨折する事例は特に中高年に多いですが、それでも日常運動に取り組んでいれば、休業災害に至るような大きなケガにならなくて済んでいるのかもしれません。運動は大きなケガの予防になるということですね。確かに若い人は同じ倒れても、あまり大きなケガになりませんからね。

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