服部産業医事務所の活動

黄砂

こんにちは。保健師の宮本です。

今日は黄砂の影響でかなり霞んでいます。
黄砂とは、中国内陸部やモンゴルの砂漠や乾燥地帯で、強い風で巻き上げられた砂が、
偏西風により日本へ飛んでくるものです。
黄砂は土の成分だけでなく大気汚染物質も含んでいます。
そのために人へも影響を及ぼします。
症状としては、くしゃみや鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、結膜炎などのアレルギー症状や
咳や喘息などもひき起こします。
自分でできる対策としてはマスクの着用、症状がひどく出る方は外出を控えるなどです。
洗濯物の外干しや布団干しも避けた方が良いようです。

黄砂の粒子の大きさはは約4μmで、一般的な不繊維マスクをギリギリ通過できる大きさのため、マスクで完全に対応は難しいですが、ある程度の吸引防止効果があると言われています。
黄砂は5月くらいまで飛んでくると言われています。
以下で予報をご確認ください。。

気象庁の黄砂予報サイト
https://www.data.jma.go.jp/gmd/env/kosa/fcst/

年度末を迎え

いよいよ年度末ですが、いつもの年に比べると、契約先の企業において人事異動が多い印象があります。コロナ禍で組織のあり方や働き方が変化していることが影響しているのかもしれません。振り返って弊社はここ数年スタッフの顔ぶれに変化はなく、来年度も安定した運営ができる見込みです。引き続きよろしくお願いいたします。

中小企業のための新型コロナウイルス対策ガイド

産業医の有志の先生方の配信する
企業向けの新型コロナ対策情報を共有させて頂いておりますが
これまでの記事の抜粋版が
中小企業のための新型コロナウイルス対策ガイドとして
配信されております。
社内でぜひご活用ください。

緊急事態宣言解除などによる再流行の波や
変異株の感染者増による入院ベッドの不足が
予想されております。
ワクチン接種の順番が来るまでは
まだまだ時間がかかりそうなので
決められたルールを淡々と守って過ごしましょう。

企業向け新型コロナウイルス対策情報配信【43】

企業向け新型コロナウイルス対策情報配信 2021年3月22日付
【43】リバウンドを防ぐために

経営者・総務人事担当者のみなさま、一部地域に発出されていた緊急事態宣言が解除されました。今後も感染者が再び増加して三度の緊急事態宣言とならないよう、対策が必要です。

1. 課題の背景:
新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言が解除されると、緊張感が緩み、感染防止策が疎かになってしまう可能性があります。緊急事態宣言が解除される前でも、新規感染者数の減少スピードが鈍化するなど下げ止まりやリバウンドの懸念があります(資料2)。ずっと緊張して、抑制して生活を続けることは困難ですから、感染を広げないように工夫をして気持ちを緩め、リラックスすることが必要です。

2.企業でできる対策
○ 外出はすいた時間・場所を選び、混雑した場所での食事を控える
〇 歓送迎会は控え、花見は宴会なしにする
〇 組織のトップが方針を示し、リモートワークをする

1) 外出はすいた時間・場所を選び、混雑した場所での食事を控える
密な場所では感染リスクが高まることを再確認し、混雑した場所を避けること、特に食事を控えるように社員に呼び掛けましょう。
どうしても会食をする場合は、以下のことを守るよう従業員に促しましょう(資料3)。
□普段から一緒に過ごす人と少人数、短時間にする
□会話の際はマスクを着用し、大声での会話を避ける
□家族や同居人以外と会食する場合は4人までとし、様々な人と、頻繁に会食することは避ける
□「飲食業に求められる対策(※)」を行っている店舗を選ぶ
□のどが痛い、咳が出るというような体調不良が少しでもある場合は会食への出席を取りやめる

2) 歓送迎会は控え、花見は宴会なしにする
緊急事態宣言が解除されても、新型コロナウイルス感染症がなくなったわけではありません。特に人が大勢集まる場では、声が大きくなったり、会場内で動き回ったり、マスクの着用が疎かになるなどリスクが高まります。
□宴会以外の歓迎や送別の気持ちを表す場や機会を設けるよう工夫する
□花見はレジャーシートを広げて集まるのではなく、ゆっくりと歩きながら楽しむ

3) 組織のトップが方針を示し、リモートワークをする
緊急事態宣言後もできるだけリモートワークを継続しましょう。リモートワークでもコミュニケーション不足を補えるよう、定期的にミーティングを行うなどの工夫をしましょう。
□在宅勤務やローテーションで出勤するなど、「出勤者の7割削減」を目指すことも含め、接触機会の低減を図る
□職場に出勤する場合でも時差出勤や自転車通勤等人との接触を低減する
□職場での感染防止対策(手指消毒、マスクの着用、適切に換気を行い密を避けるなど)を徹底し、特に「居場所の切り替わり」(休憩室、更衣室、喫煙室等)で感染対策が疎かにならないよう注意する

※【飲食業に求められる対策】
Ⅰ.店内の二酸化炭素濃度を測定し、一定水準(目安1,000ppm)を超えないように換気や収容人数を調整する、
Ⅱ.1グループは同居家族以外ではいつも近くにいる4人までにする、
Ⅲ.①同一グループ内の人と人との間隔及び、②他のグループのテーブル間の距離を一定以上(目安1~2m)に確保する。なお、距離の確保が困難な場合には、飛沫の飛散防止に有効な遮蔽版(アクリル板等)等を設置するなど工夫する。
Ⅳ.店内で会話の声が大きくならないようBGMの音量を最小限にするなど工夫する
Ⅴ.①席の近くに消毒液を設置。②店舗入口等の掲示にて食事中以外のマスク着用及び体調不良者の入店お断りをお願い。③体調の悪い人、感染や濃厚接触の可能性のある人がキャンセルできるような方針を業界団体で検討。

3.関連情報リンク・参考情報:
1) 緊急事態宣言解除後の地域におけるリバウンド防止策についての提言(新型コロナウイルス感染症対策分科会)
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/bunkakai/ribaundoboushisaku_teigen.pdf

2) 直近の感染状況の評価等(第26回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード資料1)
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000748315.pdf

3) 新型コロナウイルスへの感染リスクの考え方(高山義浩)
https://news.yahoo.co.jp/byline/takayamayoshihiro/20201220-00213483/?fbclid=IwAR14RA0rwfGnpkOx-tGuopldAoPNznqfWBJwWF5tVo_d44coVKAqa8vyW74
4) 【識者の眼】新型コロナ、緊急事態宣言の解除が見える中で検討すべき課題(和田耕治)
https://medical-saponet.mynavi.jp/news/data/detail_2511/

5) 【識者の眼】飲食の場面におけるコロナの感染症対策(和田耕治)
https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=16662

文責:櫻木 園子(一般財団法人京都工場保健会)

動画を下記で配信しております。〇第41回動画「新型コロナウイルスワクチン情報」
https://youtu.be/G-agwuJfESk

コロナが体調にプラスに作用?

最近ジムのプールで今までより結構速いタイムで泳げています。年齢とともにだんだんタイムは落ちてくるはずなのですが、逆の嬉しい現象が起きています。その要因として一つ思い当たるのは、外飲みで大酒を食らうことが減ったことです。家では飲んでいますが、量は外飲みに比べると少ないですので、体調が維持できているのかもしれません。もちろんコロナで家飲みの量が増えている方もいますが、私にとってコロナは自分の体調にプラスに作用しているようです。

金属アーク溶接等作業における健康障害防止措置の強化

こんにちは、保健師の倉です。
タイトルについての理解度が低く、頭がパンクしそうです。

令和3年4月が近づくにつれ、
巡視の際にご質問頂く内容も
より具体的になっているように感じます。
産業医と一緒の巡視のときに、
私も一緒に勉強させて頂いております。
中学の技術の授業ではんだ付けをした記憶しかないので…。
(そもそも溶接でもないですね…)

岡山労働局のサイトがまとまっていたので
メモも兼ねてこちらに。
https://jsite.mhlw.go.jp/okayama-roudoukyoku/newpage_00415.html

証拠隠滅

事務のタケダです。
保健師シスターズの顔を
まともに見られません。

お酒とあんこはほどほどに。

健診を受けたあと

こんにちは。保健師の宮本です。

健診結果で要治療・要精密検査の項目があるにもかかわらず、受診せずにそのままにしていませんか?
健診ですべての病気が分かるわけではありませんが、それでも脳梗塞、心筋梗塞をおこしたとか、がんが見つかったなど報告を受けることが少なくありません。
その方の健診結果を再度見てみると、やはり長年数値が高かったり、何らかの所見がみられます。
大きな病気になってから、あの時早めに受診しておけばよかったとなることも多いです。
早めの対応であれば、内服治療しながら勤務が継続できる程度となるのに対して、
遅い対応となり長期入院が必要になるなど、ご自分の生活や、仕事にも影響を及ぼしてしまいます。
受診しても治療が必要ない場合もありますが、それはそれでいいのではないでしょうか。
健診は、自分の健康状態を理解し、生活習慣を振り返る機会となります。
また2021年度の健診が始まるかと思います。
せっかく受ける健診ですので、結果を受け取った後が大事です。

花粉症とコロナの鑑別

花粉症の症状と思って経過を見ていたところ、それが長引き、自分はコロナではないかと思ってしまう方が今の季節は結構おられるようです。花粉症はその症状が鼻や眼に限定されていることが多いのに対し、コロナは発熱や倦怠感、息切れといった全身症状が前面に出てくることが多く、全身症状の有無が花粉症とコロナの鑑別に役立ちます。なお嗅覚、味覚障害は花粉症では見られることはなく、その場合はコロナ感染が濃厚ですので、早急に病院に受診しPCR検査を受ける必要があります。

知識の更新

こんにちは、保健師の倉です。
新型コロナウイルスワクチンの
医療従事者への接種が開始されています。
「皮下ではなく筋肉注射」という点は
海外同様で納得でしたが
その手技が私の習った筋肉注射と違ってビックリしました。

・腰に手を当てさせない
・皮膚をつまみ上げない
・逆血確認は しない
・打った後に揉まない

ワクチンだけではなく薬剤の筋肉注射も同様だと知り
遠い目になりました。
ブスコパンを打った痛みを和らげようと
「しっかり揉んでくださいね」と
声をかけまくっていた あの日…。
10年弱も昔の知識や経験ではダメですね。

ワクチンの筋肉注射(筋注)
一般社団法人
日本プライマリ・ケア連合学会
https://www.pc-covid19.jp/shared/files/Intramuscular-injection.pdf

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