服部産業医事務所の活動

頭痛

こんにちは、保健師の宮本です。「なんか今日、頭がズキズキする…」そんな日はありませんか?実は“頭痛”と一言でいっても、いくつかのタイプがあり、原因や対処法もそれぞれ違います。

代表的な頭痛の種類とそのメカニズムをご紹介します。

★緊張型頭痛

特徴:

・頭がギューっと締め付けられる感じ

・長時間のデスクワーク後に多い

・肩こり・首こりとセットで登場

メカニズム:

筋肉(首・肩)がこわばる

 ↓

血流が悪くなる

 ↓

痛み物質が発生 → 頭痛

対処法:

・ストレッチ、軽い運動

・入浴で血流改善

・同じ姿勢を続けない

★片頭痛

特徴:

・ズキンズキンと脈打つ痛み

・光や音がつらい

・吐き気を伴うことも

メカニズム:

脳の血管が拡張

 ↓

神経が刺激される

 ↓

炎症が起こり痛み発生

対処法:

・暗く静かな場所で休む

・冷やす

・カフェインが効く場合もあり(※個人差あり)

★群発頭痛(かなり強烈)

特徴:

・目の奥をえぐられるような激痛

・一定期間、毎日のように同じ時間に発生

・涙や鼻水を伴う

メカニズム:

脳の視床下部や自律神経の異常

 ↓

血管や神経が過剰に反応

対処法:

・早めに医療機関受診

頭痛とうまく付き合うコツとしては、睡眠不足をためない、ストレスを溜め込みすぎない、水分不足に注意することが大切です。

・「いつもと違う頭痛」は要注意です。「ただの頭痛」と我慢せず、タイプを知って上手に対処していきましょう。

 

また、長時間の同じ姿勢”は頭痛のもとです。1時間に1回は「のび〜」をお忘れなく。

自転車法改正

こんにちは、保健師の宮本です。通勤や買い物で自転車に乗る方がいらっしゃると思います。特にこれからの時期は風を切って走ると気持ちいいですよね。

ご存知とは思いますが、自転車は実は「車両」です。交通ルールも、しっかりあります。

法改正で、違反に対する取り締まりも強化されます。

「ついやってしまいがち」な行動として、スマホチェック。「ちょっとくらいなら大丈夫」と思いがちですが、自転車のながらスマホは違反です。

また、「飲んだら乗るな」は自転車も同じ。「車じゃないから大丈夫」…ではありません。自転車の酒気帯び運転も処罰対象になります。

2026年4月からは自転車にも反則金制度(青切符)が導入されます。

エコで、運動にもなる自転車です。安全運転でのご利用をお願いします。

致知出版社の講演会に参加しました

7日(土)の午後、小倉ステーションホテルで致知出版社の講演会がありましたので、次男を誘い参加してきました。武内北九州市長が特別に出版社を説得、誘致して実現した講演会でしたが、藤尾社長が「出逢いの人間学」の演題で人間力を高めることの重要性を熱く語られたあと、武内市長がスピーチが続き、あっという間に2時間半の時間が過ぎました。自分は5年くらい前から「致知」を定期購読していますが、人生を歩み、仕事を行ううえでとても考えさせられる内容になっており、物事の考え方、とらえ方、そして人生や仕事の哲学をこの雑誌から学んでいるところであり、今は人間力を高めていくために日々修養の心を持ち続けようと思うに至っています。今回の講演会には若い年齢層も多く参加していましたが、わが国の未来も捨てたものではないなと思った次第です。

なんでも着けていればよいというものでもなく

先日ある工場の職場巡視をした際、塗装を行っている作業者が有機溶剤を使っているにも関わらず、保護マスクを使用していませんでしたので、その場で直ちにマスクを着用するよう指示しました。その作業者は早速最寄りの詰め所まで取りに行き、マスクを持って戻ってきたのですが、そのマスクは使い捨て式の簡易防じんマスクで、有機溶剤に対しては無効なマスクでした。塗装作業に対しては有機ガス対応の吸収缶付きの防毒マスクが必要で、それはどうも持ち合わせていないようでした。揮発性のガスに対して防じんマスクは用をなさないのですが、それを知らずこのような場面に遭遇することは今までも結構ありました。なんでもマスクを着けておきさえすれば大丈夫という考え方は改める必要があり、教育の重要性を痛感した次第です。

 

雨の日の転倒

こんにちは、保健師の宮本です。

雨の日にコンビニの入り口で滑って転倒した方がいました。

雨の日は「転倒災害」が増える傾向があります。通勤時や構内移動中など、ちょっとした油断が大きなケガにつながることもあります。

雨の日に転倒が増える理由として、床や地面が濡れて滑りやすい、視界が悪く、足元への注意が低下、傘や荷物でバランスが取りにくいなどがあります。

玄関や出入口の濡れた床、階段やスロープ、駐車場や通路のマンホール、グレーチング、白線部分など注意です。

できる対策としては、まずは滑りにくい靴を選ぶこと、靴底がすり減っていないかも要チェックです。

転倒は打撲や骨折だけでなく、長期休業につながるケースもあります。「自分は大丈夫」と思わず、環境に応じた行動を心がけましょう。

雨の日こそ、「ゆっくり・慎重に」が安全への近道です。

本気のラジオ体操

こんにちは。保健師の宮本です。

突然ですが、「ラジオ体操」を最近いつ行いましたか?業務開始時に毎日?「子どもの頃にやったきり」「簡単な体操でしょう?」と思われがちですが、“本気で行うラジオ体操”は、実は非常に優れた全身運動です。

一つひとつの動きを大きく・速く・正確に行う、関節をしっかり伸ばし、筋肉を意識する、呼吸を止めず、リズムよく行う

このように意識するだけで、運動強度は大きく変わります。

 

 期待できる主な効果として、

⭐︎全身の筋肉をバランスよく使える

ラジオ体操第一だけでも、たくさんの筋肉が使われるといわれています。特に、肩・股関節・体幹など、日常生活で硬くなりやすい部位をまんべんなく動かせます。

⭐︎血流改善・肩こり腰痛予防

筋肉がポンプの役割を果たし、血流が促進されます。デスクワークで固まった身体のリセットに最適です。

⭐︎ 有酸素運動+筋トレ効果

本気で行うと心拍数が上がり、軽いジョギングに近い運動強度になります。筋力・持久力の維持にも効果的です。

⭐︎自律神経を整える

一定のリズムで身体を動かすことで、交感神経と副交感神経の切り替えがスムーズになります。

所要時間は約3分、道具不要、場所を選ばない、「運動する時間がない」という方でも、1日1回の本気ラジオ体操ならできそうですよね。

✔ 動きを“なんとなく”ではなく“最大限”

✔ 伸ばすときは「気持ちいい」まで

✔ 呼吸を止めない

まずは3日間続けることを目標にしてみてください。

日々の小さな積み重ねが、疲れにくい身体づくりにつながります。

ぜひ今日から、「本気のラジオ体操」を取り入れてみましょう。

筋肉と体重の回復

インフルエンザに罹り、体重は一時4キロ近く落ちていました。その落ちた体重のほとんどが筋肉だったようで、ジムで泳ぐ際に使う水着も以前はパンパンで履きにくかったものも、以前に比べ楽に入るようになりました。それでも落ちていた筋肉が少しずつついてきたのに伴い、病み上がりのころに比べ随分楽に泳げるようになり、体重も戻りつつある状況です。こうして自分自身の回復過程を観察していますが、やはり若いころに比べると時間がかかっています。トホホ。

入浴の効果

こんにちは。保健師の宮本です。

忙しい毎日の中で、「とりあえずシャワーで済ませている」という方も多いのではないでしょうか。入浴には、心と体を整えるさまざまな健康効果があります。

▪️疲労回復

湯船につかることで血管が広がり、血流が良くなります。筋肉にたまった疲労物質が流れやすくなり、体のこわばりが和らぎます

▪️自律神経を整える

38~40℃程度のぬるめのお湯にゆっくり入ると、副交感神経が優位になり、緊張やストレスが和らぎやすくなります。

▪️睡眠の質の向上

入浴によって一時的に体温が上がり、その後ゆっくり下がることで、自然な眠気が起こりやすくなります。就寝の1~2時間前の入浴がおすすめです。

▪️メンタルヘルスへの効果

体が温まることでリラックスし、不安感やイライラの軽減につながります。「何も考えずに過ごす時間」としても、入浴は有効です。

効果を高める入浴のポイントは

・お湯の温度:38~40℃

・入浴時間:10~15分程度

・肩まで無理に浸からず、心地よさを優先

・入浴後は水分補給を忘れずに

シャワーだけの日が続いている方は、週に数回でも湯船につかる習慣を取り入れてみてください。好きな香りや効能の入浴剤の利用もいいですね。

ヒートショックにはくれぐれもお気を付けください。長湯は注意です。

 

花粉症

こんにちは、保健師の宮本です。花粉の飛散が本格的に始まる季節になりました。花粉症は集中力の低下や睡眠の質の悪化につながり、仕事のパフォーマンスにも影響を及ぼすことがあります。つらい症状を少しでも軽減するために、日常で取り入れやすい対策をまとめました。

日常生活でできる基本の花粉対策として

• マスクの着用
不織布マスクは花粉の侵入を大幅に減らします。鼻にフィットさせると効果が高まります。
• メガネの活用
花粉カット効果のあるメガネやサングラスで目のかゆみを予防できます。
• 帰宅時の花粉払い
衣服や髪に付着した花粉を玄関で軽く払うだけでも室内への持ち込みを減らせます。
• 洗濯物は室内干しに
外干しは花粉が付着しやすいため、飛散量の多い時期は室内干しがおすすめです。

職場では

• デスク周りのこまめな清掃
花粉は床だけでなく机の上にも付着します。ウェットシートでの拭き取りが効果的です。
• 加湿で症状を軽減
適度な湿度(40〜60%)は花粉の舞い上がりを抑えます。
• 休憩時の洗顔・うがい
花粉を落とすことで症状が軽くなることがあります。

 医療的な対策

• 早めの薬物療法
症状が出る前からの服薬が効果的とされています。医療機関で相談してみましょう。
• 市販薬の活用は慎重に
抗ヒスタミン薬や点鼻薬などがありますが、眠気などの副作用に注意が必要です。
• アレルギー検査
自分がどの花粉に反応しているか知ることで、より適切な対策ができます。

⭐︎薬を服用している方の業務上の運転について

花粉症の薬の中には、眠気や集中力の低下を引き起こす可能性があるものがあります。
業務で車両運転や機械操作を行う方は、以下の点に注意してください。

• 薬の説明書(添付文書)の「眠気」「運転・機械操作の注意」欄を必ず確認する
市販薬・処方薬どちらも、眠気の副作用が記載されている場合があります。
• 症状が強く、薬が必要な場合は、医療機関で「眠気の出にくい薬」について相談しましょう。どの薬が適しているかは医師が判断するため、自己判断での変更は避けましょう。

 

 

全国生活習慣病予防月間

こんにちは、保健師の宮本です。

2月は「全国生活習慣病予防月間」です。

2026年は、健康標語『一無、二少、三多』の中から 「三多(多動)」 をテーマに、今年のスローガンは「幸せは足元から 多く動いて健康を実感」です。

生活習慣病は、日々の運動不足と深く関係しています。「運動」と聞くとハードルが高く感じるかもしれませんが、大切なのは “特別な運動”ではなく、“日常の中で動く量” を増やすことです。実際に、1日+10分体を動かす、こまめに立つ・歩くといった小さな積み重ねでも、血糖・血圧・脂質の改善、気分の安定、睡眠の質向上につながることが分かっています。

以下、できそうなものから取り入れてみてください。

・エレベーターではなく階段を使う

・1時間に1回は立ち上がって体を伸ばす

・通勤や買い物で一駅分多く歩く

・テレビを見ながら足踏み・かかと上げ

「頑張る」よりも

“気づいたら動いている” 状態をつくることがコツです。

体を動かすことで、体調が整う、気分が前向きになる、疲れにくくなるなど、こうした小さな変化が、毎日の生活の「心地よさ」や「幸せ」を支えてくれます。

この2月、まずは「いつもより少し多く動く」ことから始めてみませんか?

健康づくりは、今日の一歩から。さらには転倒事故予防対策の観点からも、足元から無理なく続けていきましょう

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