服部産業医事務所の活動

春のセルフケア

こんにちは、保健師の宮本です。一つ前の先生の投稿にかぶりますが……

春は、新しいスタートの季節です。
入社、昇進、異動など嬉しい変化が多い一方で、実は心と体にとっては大きなストレスがかかる時期でもあります。

「やる気があるのに疲れる」「なんとなく落ち着かない」
そんな感覚がある方も多いのではないでしょうか。

さらに春は、本人だけでなく家族の変化も重なる時期です。
お子さんの入学・進級、配偶者の異動、生活リズムの変化など、気づかないうちに負担が増えていることもあります。

こうした変化の時期に大切なのは、
「自分は今、環境が変わっている最中なんだ」と意識することです。

セルフケアのポイントとしては、
・完璧を目指さず「慣れるまでの期間」と割り切る
・意識して休む(特に睡眠)
・いつもより少しだけゆとりのあるスケジュールを心がける
・小さな違和感(疲れ・イライラ・眠れないなど)を見逃さない

春は頑張る季節ではなく、慣れる季節です。
ご自身だけでなく、ご家族の変化にも目を向けながら、無理のないスタートを切りましょう。

年度替わりのストレス

いよいよ年度末となり、来週には年度が変わることになりますが、この時期は異動、転勤、役割の変化、昇進など仕事環境の大きな変化を伴いやすい季節でもあります。こうした環境の変化がストレッサーとなってメンタルヘルス不調に陥る可能性も出てきます。新たな環境に適応するためには頭を柔軟に保ち、かつ前向き思考であることがひとつポイントになるのではないかと思います。特に高齢になるほど考え方に柔軟性がなくなり凝り固まりがちになりますので、注意が必要です。

要精密検査のお知らせ

こんにちは、保健師の宮本です。

見て見ぬふりしていませんか?“要精密検査”のお知らせ…

健康診断の結果、封筒を開けた瞬間――ちょっとドキッとするあの言葉。

「要精密検査」

……そっと閉じていませんか?

「忙しいし、そのうち」

「特に症状もないし大丈夫でしょ」

「なんとなく怖いし…」

その気持ち、よく分かります。

でも実はこの要精密検査、今すぐ何か大変なことが起きているというよりも、「念のため、ちゃんと確認しておきましょう」というサインです。

多くの病気は、初期にはほとんど症状がありません。だからこそ、気づいたときには進行していた、治療が長引く、 仕事や生活への影響が大きくなる…なんてことも。

逆に、受診すると、問題なしでスッキリ安心、もし異常があっても早期対応で軽く済む、将来の自分を守れる。

つまり、今ちょっと面倒を乗り越えると、未来がかなり楽になります。

「精密検査=大げさ」と思いがちですが、早ければ短時間で終わる検査も多く、日帰りで完了するケースがほとんどです。

要精密検査は、「見なかったことにするための通知」ではなく「未来の自分を助けるチャンス」です。

忙しい毎日の中だからこそ、“今のうちの一歩”を大切にしてください。ぜひ、医療機関での確認をお願いします。

健康は、あとから取り戻すより今守るほうがずっとラクです。

机やカバンの中に、そっとしまったままの封筒はありませんか?

頭痛

こんにちは、保健師の宮本です。「なんか今日、頭がズキズキする…」そんな日はありませんか?実は“頭痛”と一言でいっても、いくつかのタイプがあり、原因や対処法もそれぞれ違います。

代表的な頭痛の種類とそのメカニズムをご紹介します。

★緊張型頭痛

特徴:

・頭がギューっと締め付けられる感じ

・長時間のデスクワーク後に多い

・肩こり・首こりとセットで登場

メカニズム:

筋肉(首・肩)がこわばる

 ↓

血流が悪くなる

 ↓

痛み物質が発生 → 頭痛

対処法:

・ストレッチ、軽い運動

・入浴で血流改善

・同じ姿勢を続けない

★片頭痛

特徴:

・ズキンズキンと脈打つ痛み

・光や音がつらい

・吐き気を伴うことも

メカニズム:

脳の血管が拡張

 ↓

神経が刺激される

 ↓

炎症が起こり痛み発生

対処法:

・暗く静かな場所で休む

・冷やす

・カフェインが効く場合もあり(※個人差あり)

★群発頭痛(かなり強烈)

特徴:

・目の奥をえぐられるような激痛

・一定期間、毎日のように同じ時間に発生

・涙や鼻水を伴う

メカニズム:

脳の視床下部や自律神経の異常

 ↓

血管や神経が過剰に反応

対処法:

・早めに医療機関受診

頭痛とうまく付き合うコツとしては、睡眠不足をためない、ストレスを溜め込みすぎない、水分不足に注意することが大切です。

・「いつもと違う頭痛」は要注意です。「ただの頭痛」と我慢せず、タイプを知って上手に対処していきましょう。

 

また、長時間の同じ姿勢”は頭痛のもとです。1時間に1回は「のび〜」をお忘れなく。

白島国家石油備蓄基地

これまで白島国家石油備蓄基地より石油の放出を経験したことはありませんでしたが、いよいよこの度、国策として原油の放出が始まります。洋上の石油備蓄基地としてその備蓄量は世界最大といわれており、うちの事務所は長年その作業会社の産業医業務を担ってきましたが、これからどんな産業保健上の課題が生じることになるのか、注視していきたいと思います。

自転車法改正

こんにちは、保健師の宮本です。通勤や買い物で自転車に乗る方がいらっしゃると思います。特にこれからの時期は風を切って走ると気持ちいいですよね。

ご存知とは思いますが、自転車は実は「車両」です。交通ルールも、しっかりあります。

法改正で、違反に対する取り締まりも強化されます。

「ついやってしまいがち」な行動として、スマホチェック。「ちょっとくらいなら大丈夫」と思いがちですが、自転車のながらスマホは違反です。

また、「飲んだら乗るな」は自転車も同じ。「車じゃないから大丈夫」…ではありません。自転車の酒気帯び運転も処罰対象になります。

2026年4月からは自転車にも反則金制度(青切符)が導入されます。

エコで、運動にもなる自転車です。安全運転でのご利用をお願いします。

致知出版社の講演会に参加しました

7日(土)の午後、小倉ステーションホテルで致知出版社の講演会がありましたので、次男を誘い参加してきました。武内北九州市長が特別に出版社を説得、誘致して実現した講演会でしたが、藤尾社長が「出逢いの人間学」の演題で人間力を高めることの重要性を熱く語られたあと、武内市長がスピーチが続き、あっという間に2時間半の時間が過ぎました。自分は5年くらい前から「致知」を定期購読していますが、人生を歩み、仕事を行ううえでとても考えさせられる内容になっており、物事の考え方、とらえ方、そして人生や仕事の哲学をこの雑誌から学んでいるところであり、今は人間力を高めていくために日々修養の心を持ち続けようと思うに至っています。今回の講演会には若い年齢層も多く参加していましたが、わが国の未来も捨てたものではないなと思った次第です。

なんでも着けていればよいというものでもなく

先日ある工場の職場巡視をした際、塗装を行っている作業者が有機溶剤を使っているにも関わらず、保護マスクを使用していませんでしたので、その場で直ちにマスクを着用するよう指示しました。その作業者は早速最寄りの詰め所まで取りに行き、マスクを持って戻ってきたのですが、そのマスクは使い捨て式の簡易防じんマスクで、有機溶剤に対しては無効なマスクでした。塗装作業に対しては有機ガス対応の吸収缶付きの防毒マスクが必要で、それはどうも持ち合わせていないようでした。揮発性のガスに対して防じんマスクは用をなさないのですが、それを知らずこのような場面に遭遇することは今までも結構ありました。なんでもマスクを着けておきさえすれば大丈夫という考え方は改める必要があり、教育の重要性を痛感した次第です。

 

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