服部産業医事務所の活動

食欲の秋を味方に

こんにちは、保健師の宮本です。
昨日の服部産業医の虫の話に関連して…
朝起きてキッチンに行ったら床に蜘蛛が。うわっと思ったけど、よくよく見たらトマトのヘタでした。
ここだけの話、3回目です笑
いつか蜘蛛なのにヘタと逆に間違わないよう気をつけます。

では本線に戻ります。
朝晩の少しだけの涼しさに秋の訪れをちょっと感じる季節となりました。秋は「食欲の秋」とも言われ、旬の食材が豊富で食事が楽しくなる時期です。今回は、秋の味覚を上手に取り入れながら、栄養バランスを整えるコツをご紹介します。

秋は、体を温めたり、免疫力を高めたりする食材が豊富です。以下の食材を意識して取り入れてみましょう。

• さつまいも:食物繊維が豊富で腸内環境を整える
• きのこ類:低カロリーでビタミンDが豊富。免疫力アップに
• れんこん:ビタミンCと食物繊維が豊富で風邪予防にも
• 鮭:良質なたんぱく質とDHA・EPAで脳と血管の健康に
• 柿・梨・ぶどう:ビタミンやポリフェノールが豊富で美肌効果も

おすすめ!秋の健康レシピ

⭐︎鮭ときのこのホイル焼き
材料:鮭、しめじ、えのき、玉ねぎ、にんじん、レモン、塩・こしょう
作り方:アルミホイルに材料を包み、フライパンまたはオーブンで蒸し焼きに。レモンを絞ってさっぱりと。

⭐︎さつまいもとれんこんの甘辛炒め
材料:さつまいも、れんこん、ごま油、しょうゆ、みりん、砂糖
作り方:食材を薄切りにし、ごま油で炒めて調味料で味付け。仕上げに白ごまをふって香ばしく。

食べ過ぎ防止のちょっとした工夫
• よく噛んで食べる:満腹中枢が働くまでに時間がかかるため、ゆっくり食べることで食べ過ぎを防げます。
• 食事は「一汁三菜」を意識:主食・主菜・副菜・汁物を揃えることで自然とバランスが整います。
• 間食は果物やナッツを少量に:甘いお菓子よりも栄養価の高いものを選びましょう。
• 食後すぐに横にならない:軽い散歩などで消化を促進し、体重管理にも効果的です。

秋の味覚を楽しみながら、心も体も元気に過ごしましょう

今年の夏のG総括

今年の夏、我が家でゴキブリを見ることは2回程度で、いつもの年に比べて少なかったような気がします。ゴキブリ的にはあまりにも暑すぎて、屋内外での活動が低調に終わったのかもしれません。人間としては体力的には厳しい夏でしたが、ゴキブリと遭遇することが少なかったという意味では良かったのではないかと総括いたします。ただこれから気温が下がり、ゴキブリが活動しやすくなり、遭遇することが増えるのではないかという懸念は持っています。確かにこんなこと書いているうちに、子ゴキブリが足元近くを這っています。

助手席から物が落ちても気にしないよう

安全衛生委員会で報告される交通事故のなかで結構聞くのが、運転中に助手席に置いてあった物が落ち、それに気を取られたり拾おうとしたりして注意散漫になり、事故を起こしてしまうケースです。ついやってしまいがちなことですので、気を付けなければなりません。たとえ物が落ちても気にせず運転に集中することが肝要ですね。

秋の花粉症にご注意を

こんにちは。保健師の宮本です。
「花粉症」と聞くと、春のスギやヒノキを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
秋にも花粉症が増える時期があります。
秋に多い花粉は
ブタクサ・ヨモギ(8月下旬〜10月頃)
カナムグラ(9月〜10月) 
ほかにセイタカアワダチソウなども
これらは道端や空き地などに生える雑草で、背丈も低いため気づかないうちに花粉を浴びやすいのが特徴です。
イネに反応する方もいらっしゃるようです。

主な症状はくしゃみ・鼻水・鼻づまり、目のかゆみ・充血
、のどのイガイガ感
「風邪かな?」と思っても長引く場合は花粉症かもしれません。

対策は春と同じです
・マスクやメガネで吸い込み・付着を防ぐ
・帰宅後は衣服を払ってから室内へ
・うがい・洗顔・シャワーで花粉を洗い流す
・洗濯物は花粉の多い日は部屋干しに
・規則正しい生活で免疫力を保つ

まだまだ暑いですが、これから先朝晩の冷え込みで体調を崩しやすく、風邪と花粉症の区別がつきにくくなります。
「鼻水が透明」「目のかゆみが強い」場合は花粉症の可能性もあります。気になる症状が続く方は、早めに医療機関へご相談ください。

薬の服用が必要で、自家用車を含む車の運転や高所作業が必要な場合は、薬の作用による眠気やふらつきなどには十分お気をつけください。

インターバル速歩

こんにちは、保健師の宮本です。信州大学が提唱している 「インターバル速歩」をご存知ですか。
ややきつい速歩(普通のウォーキングより速め)を3分、ゆっくり歩きを3分を1セットとして繰り返す方法です。
1日30分(5セット)を週4日以上を続けると、持久力アップ・血圧や血糖値の改善など、生活習慣病の予防に効果が期待できると報告されています。
まとめて5セットではなくてもよいそうです。

「ややきつい」速さがポイントです(少し息が弾む程度)。特別な器具は不要なので、通勤や昼休みの散歩でも実践可能ですね。
信州大学の研究では、インターバル速歩を続けたグループは筋力や体力が向上し、医療費も減少したという成果が出ています。

1日10分からでもOK、同じ道を歩くときに、信号の間や坂道だけ「速歩き」を意識してみるのもいいですね。
夏の間に運動をしようと思ってたけど、暑くて出来なかった方、秋の運動習慣に、“歩き方”をちょっと変えてみませんか?

耳のかゆみ

こんにちは、保健師の宮本です。音楽を聴くとき、移動中や運動時、そしてオンライン会議など、イヤフォンは今や生活に欠かせない存在ですが、 長時間の使用が耳のトラブルにつながることをご存知ですか。

その代表的なもののひとつが 外耳道真菌症(耳にカビが生える病気) です。
外耳道真菌症とは耳の中(外耳道)にカビが繁殖して炎症を起こす病気です。
主な症状は耳のかゆみ、耳が詰まった感じ、耳垢が増える、聞こえにくさ。
進行すると痛みや耳だれが出ることもあります。
治療は耳鼻科でカビを除去し、点耳薬などで治療します。

イヤフォンが原因になりやすい理由としては、
・耳をふさぐことで湿度が上がり、カビが繁殖しやすい環境になる。
・清潔を保ちにくい
 イヤフォンには皮脂や汗、ほこりが付着。菌の温床になることも。
・長時間の密閉
 耳の通気性が悪くなり、耳の自浄作用が落ちてしまいます。
・不適切な耳掃除
 綿棒で耳を強くこすると、皮膚を傷つけてカビが入り込みやすくなります。

予防としては1時間に一度はイヤフォンを外して「耳を休ませる」ことや、使用後のイヤフォンは柔らかい布やアルコールで清潔にすること、
汗をかいた後はイヤフォンをすぐにつけない、
入浴後や運動後は耳の中をしっかり乾燥させる、耳のかゆみや違和感が数日続いたら 耳鼻科を早めに受診することです。

耳はとてもデリケートな器官です。
「かゆい」「聞こえにくい」といった小さなサインを見逃さず、まずはイヤフォンの使い方を見直してみましょう。

仕事熱心であるばかりに熱中症に

夏場は熱中症にならないためにいつもより多く休憩時間を取ることが鉄則になっていますが、仕事熱心であるばかりに、休憩を取らないといけないと分かっているにも関わらず、休憩を取らずに仕事をしてしまい、熱中症になってしまう、こういうケースが散見されます。こうしたことに備えるためにも、夏場はいつもより少し余裕を持った作業計画を立てることが望まれます。

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