夏場は汗をかくために痩せやすいと思われがちですが、実はそうでもありません。
汗は暑くてかいているだけで、運動した後のようなエネルギーを消費はほとんどされていません。
にもかかわらず夏場にやりがちな食生活としては　
・冷たいジュースばかり飲む
　熱中症対策の観点からはタイミングに応じて冷たい飲み物を摂ることは必要ですが、ジュースとなると糖質の摂り過ぎになります。体内に一気に糖分がくるため血糖値の急上昇を引き起こします。
・アイスばかり食べる
これも糖質の塊といってもよく、太る原因となります。冷たいので甘さが分かりませんが注意が必要です。
・そうめんのみ
そうめんはのど越しがよく、暑い時期には食べやすいですが、炭水化物のみを摂ってしまう形になり血糖値の急上昇を引き起こします。できれば食物繊維やたんぱく質と一緒に食べるように意識してみてください。

上記の生活をしてませんか？
そしてさらに「暑いから」と運動量が落ちていませんか。
この生活スタイルが、どんどん体に脂肪を蓄えてしまう状態となっています。
代謝が落ちてしまい、いわゆる夏太りと言われる状態です。
まだまだ暑い日が続きそうです。ここで一度生活習慣の振り返りをしてみましょう。

体調不良であるにもかかわらず、始業前の体調チェックでそれを申告せず、そのまま現場に出て、しかも家に早く帰って休みたいがために、休憩も取らず、水分、塩分も補給することなく作業を続けていた作業者が昼前になって、比較的重症の熱中症を発症して救急車で運ばれるという事例がありました。体調不良を申告せずに現場に出て、しかも休憩も取らずに作業を続けることの恐ろしさを改めて思い知らされた事例でした。熱中症にかかるべくしてかかったわけであり、ある意味自業自得と言えます。

お盆休みを含む連休でリフレッシュしたはずなのに、休みが明けてからなんとなくだるさを感じたり、しっかり眠れなくなるなど、連休前の日常生活ペースがなかなか取り戻せないことはありませんか。
連休によって生活リズムが崩れ、自律神経が乱れることが関係していると言われています。
不規則な生活は、自律神経の乱れを招いてしまいます。
休日の夜ふかしで起床時間や就寝時間がいつもと違う状態になると、これをきっかけに体内時計が乱れてしまいます。
さらに最近は台風が近づいたりと気圧の変化もみられ、体調不良を起こしやすくなっているようです。
しばらくは規則正しい生活を心がけ、軽い運動をすることが改善につながるようです。
休み明けの憂鬱な気分や体調不良は通常1週間ほどで治まることが多いです。
もし休み明け後の体調不良が2週間以上続くのであれば、一度精神科を受診することをおすすめします。

今年のお盆の週の営業についてですが、８月１１日（金）から２０日（日）まで事務所は休業させていただきます。なお同期間中も産業医の定例巡視は予定通り実施いたしますので、契約先におかれましては対応のほど、よろしくお願いいたします。なお同期間に弊社スタッフ宛にいただいた電子メールへの返信は２１日以降になりますので、併せてよろしくお願いいたします。

 

８月は食品衛生月間です。
職場巡視の際に
冷房の効きの悪い部屋にあるお弁当袋を
見かけることがありますが
食中毒予防の３原則である
食中毒菌を「付けない、増やさない、やっつける」のうち
「増やさない」ためには
冷蔵庫での保管をお勧めします。
ちなみにO-157は室温で15～20分かけて２倍に増えるそうです。

冷蔵庫では細菌は死にません。
多くは10度で増殖がゆっくりになると言われています。
「やっつける」ために
食事の前は電子レンジで加熱することをお勧めします。

8月1日は肺の日です。肺の日は、日本呼吸器学会がCOPD（慢性閉塞性肺疾患）の予防の大切さ、喫煙の害を知ってもらうために制定されました。

COPDとは、慢性閉塞性肺疾患の略で、気管支や肺胞が炎症で変化し、正常な呼吸ができなくなっている状態です。原因は主に喫煙です。症状は咳・痰・息切れなどです。息切れは加齢でもおこりますが、同年代の人が平気な場所でも、一人だけ息を切らしている場合は注意が必要です。治療は薬物療法となりますが、一番の治療は禁煙です。
早めに症状を自覚し、受診、治療へ繋がることが病気の進行を緩やかにすることが可能と言われています。
急激に悪くなるというよりも少しずつ悪化していくので、まだ大丈夫（禁煙と言われたくないし‥‥）と思われがちですが、何か気になる症状があれば受診をご検討ください。