服部産業医事務所の活動

生涯のたばこ代

こんにちは。保健師の宮本です。

たばこ代は生涯いくらかかるの?という記事を見つけました。
生涯たばこを吸い続けた場合の金額をシミュレーションのようです。

以下抜粋

50歳Aさん:生涯のたばこ代をシミュレーション
現在50歳のAさんは、20歳からメビウスを1日1箱ずつ吸い続けています。そのAさんが、20歳から50歳までの約30年間支払ったたばこ代の合計金額は、約320万円となりました。

さらにAさんは、82歳まで1日1箱ずつのペースを保ち続けたまま喫煙したとします。将来のたばこの価格がどうなるのかはわからないのですが、仮に2019年のたばこの価格が460円となったとして、以後は3年ごとに10円ずつ上がったとするといくらになるのでしょうか。

計算の結果、Aさんが51歳から82歳までに支払うたばこ代は、合計で約579万円となりました。

20歳から50歳までの320万円と、51歳から82歳までの579万円を合計すると、Aさんが生涯支払ったたばこ代はおおよそ「899万円」ということになります。

さすがに高額ですね。
喫煙されている方にとっては、自分で納得しているからいいと言われそうですが・・・
最近は喫煙場所が限定されてきたので、減ってきた方もいらっしゃると思いますが、
健康のことを考えるとやめるにこしたことはありません。この記事でもたばこ代を節約する究極の方法は「やめる」こととあります。
禁煙外来などを利用してやめている方もお聞きするようになりました。
健康保険組合によっては、禁煙外来利用時の補助を出しているところもあるようです。

もしかするとこの金額をみて、やっぱり減らそうかな、やめようかなと思っていただければいいな~という思いを込めてのご紹介でした。

A型とB型両方のインフルエンザにかかる人がいます

今年は産業医をしている会社でA型とB型両方のインフルエンザにかかった方がいるという話を結構よく聞きます。それも間隔をあまり空けずにかかったという話です。両方の型が同時に流行っていることを反映していると思われますが、1度かかった方も今シーズンは全く油断できないということです。医療機関からあがってくる患者数の数値を見ますと、やっとここに来て下がり始めたようですが、まだ高い数値をキープしていますので、引き続き注意が必要です。

自分ファースト

こんにちは、保健師の倉です。
今週は大杉蓮さん急逝の報道に驚きました。
もちろん知り合いではないし
1度もお会いしたこともないのですが、
泣けてくるので不思議です。

テレビで見ていた人がもういない喪失感からなのか…。
残された共演者の皆さんの悲しみに共感するからなのか…。
Twitterでは今日もまだ「大杉蓮さん」のワードが伸びています。
最後のドラマ撮影がご本人役だったり
バラエティーでは(これが最後の収録かどうかは分かりませんが)
同窓会スペシャルで全員分の料理代を支払ったり。
神がかっているというかなんというか。
時空を超えてテレビの向こうに存在する大杉さんに、
どうか美味しい料理を召し上がっていますようにと願いながら
拝見していました。
好きな仕事で忙しくして、自ら望んで濃い人生を歩まれたのかな。

今はどこの現場も人手不足のようです。
ノルマの仕事量が多く「残業が多い」「休みが取れない」となると
なかなか自分のために気を遣う余裕がありません。
皆さんから色々な話を伺いながらも、
状況を改善できない、自分の無力感に辟易することも多々あります。
「また半年後、元気な顔を見せてください。(そしてそれ以上太らないで)」と
お伝えするので精一杯なことも。

鈴木真奈美さんの新刊の
人生の「主役」はあなたです という本に
「自分ファースト」という言葉がありました。
自分を三角形△の頂点に置くこと
(このときの底辺はお金や仕事など)
自分を逆三角形▽の頂点に置かないこと。
お金や時間のなさに目を向け、
やらなければいけないことを自分の上位に持ってくるのではなく、
自分の心地よさや気分を最優先にすることの大切さが
書かれてありました。(手元にないのでうろ覚えですが)

お忙しい中でも、仕事や家事を離れて
ゆっくりまったり安心できる空間や
好きなことに打ち込める時間を確保してください。

「自分ファースト」が苦手な方へは
小さい子を観察し、思いっきり真似てみることをお勧めします。

オリンピックと運動習慣

事務の武田です。
連日、オリンピックで熱戦が繰り広げられています。
少々寝不足気味ですが、元気をもらえている気もします。
選手の方々の鍛え抜かれた美しい姿を見る度に、
つい真似をしてみたくなって、狭い家の中で
スピードスケートやフィギュアスケートの動きを真似したところ
見事に足が攣りました。若干、腰も痛めました。
ハーフパイプの真似も捨てがたかったのですが、
そこはあきらめることにし、カーリングのスィープよろしく
弊社の床を磨いて満足することにしました。

さて、オリンピック選手ほどは無理だとしても
日頃の運動習慣は大切です。
わかってはいるのに、なかなか習慣にならないので
どうしたら良いか宮本保健師に尋ねたところ
ニカッと笑って
「運動習慣?身につかんよね~」
という返事が返ってきました。
(…見抜かれています。完全に見抜かれています)

しかし、そこは宮本保健師。
“未来記憶”を活用すると良いと教えてくれました。
「やらなくちゃ」という気持ちは“現在記憶”だそうで、
“未来記憶”は「これをやったらどんな良いことが起きるだろう」
と何度も考え、良いことをたくさん見つけることで
わくわくする気分を記憶させることが出来、
そのことによって、物事を先送りにしたり
途中で投げ出したりせず続けられるようになるのだそうです。

運動をすることでどんな良いことが起きるか
考えてみようと思います。

血圧と喫煙

こんにちは。保健師の宮本です。
今回は、血圧と喫煙の関係についてです。

血圧は喫煙直後にはどうなるかご存知ですか。

喫煙する方にとっては喫煙行動は息抜き、ストレス解消だと言われますが、実は血管にとってはとてもストレスがかかっている状態です。
喫煙後、血圧は上昇しています。

タバコを吸っても、血圧が上がったと感じる方はいないと思いますが、実は体の中での負担はかなりの状況のようです。

ではなぜ喫煙直後に血圧が上がるのでしょうか。

タバコには、4,000種類以上の化学物質が含まれています。血圧に影響を与える物質がニコチンです。
ニコチンが交感神経系を刺激するために、血圧が上がり、脈拍も増えます。
喫煙後の1分間の脈拍は15~25増加し、最高血圧で3~10mmHg、最低血圧で5~10mmHg上昇するといわれています。

ちなみにニコチンによる、血圧上昇作用は20分程度で正常に戻るといわれています。

1日に20本タバコを吸う人は、この血圧変動を20回繰り返しています。
血管に負荷がかかり続けると動脈硬化の原因になります。
身体のためにはもちろん禁煙が一番ですが、本数を減らして血管へ負担をかけないようにしてみませんか。

北九州リワーク研究会に参加、発表しました

一昨日黒崎のコムシテイでリワーク研究会が開催されましたので、弊社も参加してきました。ほとんどが大企業からの復職支援システムや取り組みについての発表でした。さすがにシステムがしっかりと整備されているところばかりでしたが、大まかな流れや考え方、取り組み内容はほぼ共通したものでした。今回は弊社からも宮本保健師が中小企業での復職対応事例について発表を行いました。大企業からの参加者ばかりのなかで、少しプレッシャーのかかる発表でしたが、無事終えることができました。

寒暖差アレルギー

こんにちは、保健師の倉です。
先週は雪が積もる日が続きましたが
一昨日から寒さが和らぎましたね。
オフィスから出て「ぬる~い」と声が出るくらい。
マンションの入り口にある桜はまだまだ蕾でしたが
もう全国の開花予想が出ているんですね!
今年の福岡のソメイヨシノ開花予想日は3月21日だそうです。

日中は暖かいですが、朝晩はまだ寒いため
体調を崩さないようご注意ください。
気温にあわせて体温を調節する働きのある自律神経が乱れ、
鼻づまりや鼻水、
さらには睡眠障害、疲れやすさなどの全身症状がでるものを
巷では寒暖差アレルギーというそうです。
(身体のアレルギー反応ではなく正式には血管運動性鼻炎といいます)

体温調節できる上着を着たり、
汗をかいたらすぐ着替えたりして、
急な体温の変化を防ぎましょう。
休日くらいは湯船につかってリラックスしてくださいね。

チョコレート

事務の武田です。
昨日はバレンタインデーでした。
チョコレートを召し上がった方もいらっしゃることと思います。
私もバレンタインに限らず
年中、チョコレートは頂いておりますが
このチョコレートに意外な効果があることを今回知りました。

先日、たまたまうつ病を経験した友人と話していて
「うつの時って、やたらチョコレートを食べたくなる」
という話題になりました。割とよく聞く話だったので、
某チョコレート会社のホームページをのぞいてみたところ、
チョコレートには脳の活動を支えている代表的な栄養分
BDNF(脳由来神経栄養因子)を増やす働きがあるそうです。
このBDNFはうつ病や認知症によって脳内で減少するらしいので、
うつ病の人がチョコレートを欲するというのは
自然なことなのかもしれません。

他にも血圧低下や動脈硬化予防、美容効果、アレルギーの改善など
いろんな効果があるようです。
食べすぎには気をつけないといけないでしょうが、
美味しく活用したいなと思いました。

野菜の高騰 

こんにちは。保健師の宮本です。
しばらく野菜の高値が続いていますね。
毎日食事の準備をされている方、スーパーに買いに行っても、価格をみて買うのをためらってしまうことがありませんか。
そこで、それならとりあえずかさ増しに【もやし】でも・・・と思うと、なんと売り切れ。
皆さん考えることは同じようですね。

ところでこのもやし。
スーパーの野菜コーナーで一番安い食材ですが、栄養素的にはどうなっているのか調べてみました。

【もやしの栄養】
ビタミンC
風邪予防にかかせないビタミンCです。
鉄分の吸収を良くしたりするので、他の食材と一緒に食べるとよいですね。
カリウム
カリウムには血圧を下げる働きあり。心臓や筋肉の血液循環を調整してくれます。
食物繊維
食べた時のシャキシャキ食感は、食物繊維が含まれているからです。便秘の改善、生活習慣病予防も期待できます。
アスパラギン酸
アスパラギン酸は、アスパラだけに含まれる栄養ではありません。疲労回復の効能があります。

しかし、加熱すると栄養の成分が崩れてしまいます。
本来もやしは水栽培で農薬も使っておらず、生のままでも、美味しくいただける野菜ですが悪くなるのが早く、生のままでは食中毒を起こす危険性があるようです。
必ず加熱しましょう。
栄養の崩れを最小限にする加熱方法ですが、
10秒だけ茹でる、炒め物は最後に入れる、蒸し料理に使うなど、短い時間の加熱にするとよいようです。

安く、脇役のようなもやしですが、それなりに役割はあるようです。
野菜の高騰が続く中、上手に利用してみましょう。

ひとぐすり

事務の武田です。
日頃は眼鏡をかけている私が
コンタクトレンズを装着して出勤した日のことです。

服部カウンセラーから
「あら?何かいつもと違いますね」
と言われました。
「今日はアイシャドウも塗って」
…それは目のくまです
「武田さん、そんなに二重瞼だっけ?」
…そんなに?かどうかはわかりませんが、二重です。
「アイプチ?」
…してません。天然物の二重です。
という会話が続き、
「そもそもなんで今日はコンタクト?」
との質問に、実は深夜に親を救急搬送したこと、
着替えようと眼鏡をかけたまま
慌ててトレーナーから頭を出そうとして
眼鏡を真っ二つに割ってしまったこと、
とっさに「不吉な…」と思ったことを話すと、
宮本保健師から
「眼鏡が身代わりになってくれたんよ~」
と明るく言われ、
ほぼ徹夜で出勤してきた私のトホホな気分を
一気に吹き飛ばしてもらえました。

例えば、ただ近所の方とすれ違いに挨拶したり、
顔見知りの人ととりとめもない世間話を交わしたり、
目が合った赤ちゃんがにっこり微笑んでくれたり
こんなふうに職場での会話に笑ったり、
何気ないこと、何気ない人と人とのやりとりから
力をもらうことを『人薬(ひとぐすり)』と呼ぶそうですが、
きっとこういうことなのだろうなと思って
本当にありがたかったです。

皆様にもやさしい人薬がありますように。

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