服部産業医事務所の活動

ウォークラリー

歩いて学ぶ糖尿病ウォークラリーというイベントをご存じでしょうか。
日本糖尿病協会とノボノルディスクファーマ(株)共催の
ウォーキングイベントだそうです。
去年はアプリと連携して
参加証の抽選会やフォトコンテストが実施されていました。
イベント当日だけでなく
日々の歩行がランキング形式で表示され
ウォーキング中に撮った写真のシェアができるので
毎日のウォーキングに張り合いを感じない方には
こちらの「そとでる」アプリは向いているかもしれません。

歩いて学ぶ糖尿病ウォークラリー
https://walkrally.jp/

飲酒による腎機能への影響

1日あたり「純アルコール量60g程度(日本酒3合相当)」以上の大量の飲酒が、男性での腎機能低下のリスクとなることが大阪大学の研究で示されました。

飲酒は肝臓への影響が大きいことはご存知かと思いますが、腎機能までも影響があるとなると飲酒習慣をしっかり改めていく必要があります。
腎臓は働きが悪くなるまで症状が出ないため、症状が出た時には機能しなくなっていることもあります。腎臓が機能しなくなると血液透析が必要になる場合があり、これまで通りの就業継続が難しくなる可能性もでてきます。

健診で尿検査は軽視されがちですが、尿たんぱくが陽性で、飲酒量が多いと思われる方は注意が必要です。

適度の飲酒の場合は、腎機能低下を予防する可能性も示されたそうです。
純アルコール量約20g(日本酒1合相当)の適度の飲酒をしている男性は、腎機能の低下のリスクはむしろ低かったという結果がでました。
だから飲みましょうというわけではありませんが、やはり「適量」って大事ですね。

 純アルコール量20gに相当する量
▼ビール(ロング缶) 1本 (500mL)
▼チューハイ(レギュラー缶) 1本 (350mL)
▼日本酒 1合(180mL)
▼焼酎 1杯 (100mL)
▼ワイン 2杯 (120mL)
▼ウイスキー 2杯 (60mL)

2022年度の決算が終わりました

先週末は顧問の川本税理士事務所より2022年度の決算報告を受けた後、両事務所の懇親会を行いました。ワイン付きフランス料理のコースを楽しんだ後、二次会は博多駅まで繰り出し締めのラーメン、久しぶりにお腹いっぱいになりました。川本税理士事務所の皆さん、今回の決算もありがとうございました。頑張って税金を納めたいと思います。

マダニ感染症

春から秋にかけてマダニ感染症の季節です。
マダニは主に森林や草地などの屋外に生息しており、
市街地でも見られることがあります。
マダニに咬まれないようにするため
草むらや藪などに入る場合には、
長袖、長ズボン、足を完全に覆う靴を着用して肌の露出部分を少なくしましょう。
また、屋外活動後はマダニに刺されていないかを確認しましょう。
もしマダニに咬まれたら、できるだけ皮膚科を受診しましょう。
(無理に引き抜こうとするのはNGです)
発熱等の症状があった場合は医療機関を受診してください。

マダニ対策、今できること
https://www.niid.go.jp/niid/images/ent/PDF/190730madanitaisaku.pdf

「厚生労働省版ストレスチェック実施プログラム」最新版公開

ストレスチェックの「厚生労働省版ストレスチェック実施プログラム(ver.3.6)」の最新版が公開されました。
ストレスチェックを上記プログラムで実施されている事業所のご担当者様はダウンロードをお願いいたします。

令和5年11月以降、プログラムの最新版をダウンロードしない場合、動作に不具合が生じる可能性があるそうです。
特に、現在、本プログラムの旧版(ver.3.5以前)を使用されている事業者の皆様におかれましては、令和5年10月までに、今回公開した最新版を必ずダウンロードいただきますよう、併せてお願いします。

下記URLをご参照ください。
https://stresscheck.mhlw.go.jp/

大量の産業廃棄物発生?

これまでコロナ対策として設置されていたアクリル板、パーテーションを撤去する事業所が少しずつ出てきましたが、それらを廃棄する場合は産業廃棄物として外部業者に委託して運搬、処理してもらわなければなりません。なおアクリル板は産業廃棄物の中の分類としては廃プラスチックになり、その排出事業者として適正に処理されたことを確認するためにマニフェスト(産業廃棄物管理票)も交付しなければなりませんので、注意が必要です。それにしてもこれからわが国ではどれだけのの廃プラスチックが出てくることになるのでしょうか。

熱中症シーズン入口

先週から夏期における熱中症による救急搬送人数の調査が始まりました。
先週の全国の熱中症による救急搬送人数は495人と
前年に比べて大きな差はないようです。
今週も日中のWBGTはほぼ安全~注意レベルでしたが
体育祭練習中の集団での熱中症疑いの報道もありました。
大型連休明け、暑さに慣れていない時期ですので
特に屋外作業や体を大きく動かす作業に従事されている方は
積極的な水分摂取を心がけましょう。

GWが終わりましたね

いよいよ今日から仕事再開ですね。今年のGWは前半と後半に2回遠出をしました。コロナを気にせず行動できるようになってきた世の中の雰囲気を十分に感じた休みになりました。GW明けのここ1~2日は仕事に出るのが少し億劫に感じられる方も多いかと思いますが、それが3日以上続くようであれば、五月病なども少し気にする必要があるかもしれません。逆に休み期間中に十分リフレッシュして、仕事の生産性が上がっている可能性ももちろんあります。GWが終わってしまったと悲観することなく、気を取り直していきましょう。

騒音障害防止のためのガイドライン

騒音障害防止のためのガイドラインが改訂されました。
改訂の主なポイントは以下の4つだそうです。
①騒音障害防止対策の管理者の選任の追加
②騒音レベルの新しい測定方法(個人ばく露測定と推計)の追加
③聴覚保護具の選定基準の明示
④騒音健康診断の検査項目の見直し

①を選任し③を満たしているか確認しましょう。
②については測定機関に依頼している場合はお任せ
(多くの事業所が現在の測定方法で問題ないと思われます)
④については聴力検査(特に44・45条健診と差し替えている場合)が
ガイドライン値を満たしているかどうか
健診予約時に健診機関に確認されてください。

騒音障害防止対策
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/anzen/anzeneisei02_00004.html

五月病

連休明けにニュースなどで五月病という言葉を耳にすることがあると思います。これは医学的な診断名ではないのですが、5月の連休後に心身に不調を感じ、会社に行きたくないなどの無気力や無力感に見舞われる症状のことです。悪化すると勤怠にも影響する場合もあります。
誰でもなりうると言われますが、特に4月に就職や異動、転職をした、新しい仕事を担当することになった、昇進し責任あるポジションとなった、忙しく残業が多かったなど、環境に変化があった方は注意が必要のようです。

連休中は趣味の活動など好きなことをして過ごしたり、体を動かすことが予防策として挙げられます。
しかしあまりにも気持ちが緩み過ぎると連休明けに気持ちが切り替わりません。
連休終盤の数日は会社に行っている時と同じ時間帯に寝起きして生活リズムを整えましょう。

連休明けても不調である原因がわからない状態が2週間以上続く場合は、精神科や心療内科の受診を検討してください。
また、悩んでいるのは自分だけかもと思い、一人で悶々と考えることが悪循環になってしまうことがあります。ストレスを感じることが悪いわけではありません。
人に愚痴を言ったり、悩みを話すことが自分の中での気持ちの整理となり、早い解決につながる場合もあります。

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