服部産業医事務所の活動

浸水対策

今日は午前中からスマホの大雨通知アラームが鳴りっぱなしです。
電車の運行に影響が出ないことを祈っています。
河川やアンダーパスには近づかないようにしましょう。

線状降水帯の豪雨や台風などによる浸水で
LPガスなどの充てん容器の流出が発生したことから
浸水のおそれのある地域においては、
充てん容器等が浸水によって流されることを
防止する措置を講ずるよう省令が改正されています。
(現在設置されている設備については2024年6月1日まで猶予あり)
LPガス事業者が順次対応してくださるはずですが
浸水リスクの高い事業所は、LPガス事業者にご確認ください。

自然災害対策:充てん容器の流出防止措置
経済産業省

本当に久しぶりの病欠でした

先週水曜の夜に高熱が出まして、翌日後輩の細田先生のクリニックで診察してもらったところ、コロナやインフルエンザの反応はありませんでしたが、何かの感染症だろうということで、内服を処方してもらいました。倦怠感強く、気力も出ず、どうにもならずその後週末まで仕事を休みました。起業して以来、病気で仕事を休んだ記憶がほとんどなく、本当に久しぶりの病欠となりました。スタッフの助けやスケジュールの延期、その他事業所の担当者のご配慮等もあり、どうにか乗り切りましたが、方々にご迷惑をおかけした次第です。経営者は仕事の空白を作ることは許されない身であり、健康で元気に仕事をできることの有難さを改めて感じた療養期間になりました。今週からは体調も回復し、仕事に戻りますので、よろしくお願いいたします。

雨の日の運動

雨の日が続き、ようやく梅雨らしくなってきました。
短い春が終わり、雨や暑さを理由に運動を止められるシーズンに突入です。
とはいえ、雨で困るのは外で行う有酸素運動やスポーツくらいでしょう。
筋力トレーニングは自宅でもできますし
なんなら室内でも有酸素運動は可能です。

・踏み台昇降運動
階段や段差を利用してリズムよく行いましょう。
しっかり腕を振ることを忘れずに。

・エアロバイク
エアロバイクマシンが無い方は
仰向けに寝て自転車こぎを行いましょう。
腰が痛くならないように腹筋でしっかり体を支えてください。

YouTubeなどの動画配信サービスサイトに
たくさんの動画がアップされています。
運動中に優しく声をかけてくれるタイプや
厳しく応援してくれるタイプなど
ご自身にあった動画を選んで取り組んでみてください。

かくれ脱水

ここ数年、急に暑くなることで暑さに体を慣らす間がなく、身体の適応力が追いつかないまま酷暑にさらされる危険性が高まっています。特にこの梅雨時期には自分の水分不足(脱水)に気がつかないことで「かくれ脱水」になりやすいと言われています。
「かくれ脱水」とは、脱水症の一歩手前です。

熱中症は製造業や建設業などの現場では早めの対策が取られることが多くなってきました。
「かくれ脱水」に注意が必要なのは室内で過ごす方です。
エアコンがついた部屋で、半日水分をとっていない状態であると、かくれ脱水になる可能性が高くなります。デスクワークをされている方も注意が必要です。

飲酒後も注意が必要です。アルコールには利尿作用があります。
また、アルコールの分解にも体内の水分が使われるため脱水傾向となります。

暑熱作業をしていないから熱中症は関係ないとは限りません。
デスクワークの時は意外と水分を摂取していないことはありませんか?
喉が渇いていなくても、こまめな水分摂取をお願いします。

健診受診時期の先送り

6月から10月など、健康診断の受診期間を設けて、その間に受診するように計画している事業所は結構ありますが、往々にして健康診断受診が先送りされ、多くの事業所であとになるほど受診者が多くなる傾向が見られます。特に期間終了間際になって受診される方は、健診結果が悪い方が結構多い気がします。やはり悪い結果が出ることを恐れ、健診を受けたくないという心理が働いているのかもしれませんが、いつ受けても大丈夫なように日頃から健康管理をしておきたいものです。

片頭痛

梅雨に入り雨が降りそうで降らない
不安定な気候が続きますね。
この時期に頭痛が酷くなる方も
いらっしゃると思います。

ズキズキ脈打ち
数時間から数日続くものは片頭痛と呼ばれます。
気候の変化や温度差、人混みや炎天下などが
きっかけで起こると言われています。
吐き気や嘔吐、感覚過敏、
肩こりやめまいなどを併発することもあります。
ご経験のある方も多いのではないでしょうか。
痛み止めなどを飲んだり
静かな場所で休んだり、
痛むところを冷やすなどして
対症されていると思いますが
薬にはいくつか種類があり予防薬もあるので
一度脳外科や頭痛外来などを受診して
相談されることをお勧めします。

食中毒対策 ~ペットボトル飲料~

食中毒発生のニュースが増えてきました。
食中毒は、細菌やウイルスなどが原因で発生します。家庭で食中毒を予防するためには、食品を購入してから、調理して、食べるまでの過程で、食中毒の原因となる食中毒菌を「つけない」「増やさない」「やっつける」という食中毒予防の3原則を実践することが大切です。

ペットボトルの飲料についても注意が必要です。
ペットボトルに口をつけると、口の中に多く存在する細菌が入り込んで増殖し、食中毒の原因となることがあります。
福岡市保健環境研究所の実験データによると、一度口をつけた麦茶のペットボトルを30℃の環境で放置したところ、食中毒につながる恐れのある細菌数が、24時間後に約400倍の20万個以上に増殖したとあります。
よく職場巡視で飲みかけのペットボトルが休憩スペースにそのまま置かれているのを見かけます。一度口を付けたものは冷蔵庫で保管し、その日に飲んでしまうことをお勧めします。大きなペットボトルの場合は、直接口を付けずに、コップに移しかえて飲むなどしましょう。
飲みかけを車の中に放置することも危険です。

熱中症予防のためにも、水分の補給はとても大事ですが、ご注意ください。

6回目接種

先日の某日曜日に医療従事枠で6回目のコロナワクチン接種を受けました。今回はモデルナ製のワクチン限定でしたので、少し構えていましたが、これまでと同様に、腕が痛くなった以外、特に気になるような副反応は起こりませんでした。接種翌日多少体がシャキッとしない感じはありましたが、いつもの休み明けの気怠さの誤差範囲内と考えてよいものでした。副反応が起こらないのはそれはそれでありがたいのですが、はたして抗体が正常に上がっているのかどうか不安になってしまいます。もしかするとこれが最後のコロナワクチン接種になるかもしれませんが。

胃内視鏡検査

先日健康診断で胃内視鏡検査を受けてきました。
嘔吐反射が酷くて、泣きました。
医師に反射が激しい方か聞きましたが、みんなこんな感じとのこと。
次は麻酔下でと思いますが、
健診機関が限られる、時間がかかるという面倒さと
秤にかけて、結局同じ方法を選んでしまいます。
1年経つとつらさも忘れていますし…。

胃透視、胃内視鏡検査(経口、経鼻)と種類がありますが
元々所見があるなら内視鏡検査、
経鼻の麻酔噴霧や不快感が苦手なら経口になるでしょう。

メリットとデメリットを比較して
年に1回の健康診断を乗り切りましょう。

消化器内視鏡Q&A 日本消化器内視鏡学会
https://www.jges.net/citizen/faq

梅雨時期の転倒事故

雨の日に注意が必要なのは、 濡れた床で足を滑らせることによる転倒事故です。
濡れると滑りやすい材質の床や靴底によるもの、側溝グレーチングで滑って転倒する事例が多くみられます。
転倒事故の原因は他にもありますが、特にこの梅雨時期は湿った床に注意が必要です。
社内でどうしても滑りやすい箇所には、濡れた靴底を拭き取れるマットを設置するなどの対策の他に、「足元への注意を促す」表示をするなどの対策も必要です。
つい無意識に歩いてしまうこともありますので、目に入る情報も有効です。
また、晴れの日でなく、雨が降った日に社内での滑りやすい箇所のご確認をお願いします。

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