寒い朝の血圧
- 2018年02月06日
- 健康管理
こんにちは。保健師の宮本です。
雪がちらつき、朝の気温も0度などと寒い日続いております。
このような日は朝の血圧が高い方が多いようです。
血圧の服薬治療をされ、毎朝血圧を測っておられる方が、今日はいつもより高かったと言われる方が複数いらっしゃいました。
本来、朝は眠ってリラックスした状態から活動を始めるために、生理的に血圧が高くなります。起きてから寒さを感じると、体は体温調節のため熱を逃がさないように血管が収縮します。すると、血圧が急上昇してしまいます。
体がぶるっとなるのも、体温を上げるための生理現象で、体が筋肉を動かして熱を作り出し、血管を収縮させることで熱逃がさなようにしています。このときに、血圧が上がってしまうのです。
ということは、起きたときに体が急に寒さを感じないようにすることが大事です。
そばに羽織れるものや靴下を置いておく、タイマーで部屋を暖かくしておくなど工夫が必要ですね。
まだ寒さが続くようですので、体を冷やさないようご注意ください。