感染症の流行
- 2023年11月10日
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新型コロナウイルス感染症の報告数は減っていますが
インフルエンザの報告数の増加が止まりません。
咽頭結膜熱や感染性胃腸炎、
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告も増えています。
咽頭結膜熱は聞き慣れない病名かもしれませんが
アデノウイルスによって感染する病気で
プール熱とも言われます。
感染経路は飛沫感染や経口接触感染です。
小児を中心に流行しますが
大人に移ることもあるため要注意です。
特別な治療法はなく、
発熱やのどの痛み・発赤、結膜炎や腹痛、下痢などの
症状に沿った治療になります。
予防は
・石けんと流水でのこまめな手洗い
(アルコール消毒は効きにくいため)
・むやみに目や口に触れたり、こすったりしないこと
・患者との密接な接触を避けること
・タオルの共用を避けること などが挙げられます。
症状消失後も、
約1ヶ月は尿・便からウイルスが排泄されるので、
トイレ後の念入りな手洗いを継続し、
排せつ物の処理に注意しましょう。
咽頭結膜熱について 厚生労働省