服部産業医事務所の活動

3.11の保健指導

こんにちは。保健師の山口です。3月11日はある小売業の保健指導に伺いました。ちょうど保健指導の隙間時間があったのですが、隣の事務所から時報の音が。それも何回も確認していました。何事だろうと耳を澄ませていたのですが、14時46分前になると担当者が館内放送の部署の方に連絡していました。「東日本大震災の黙とうのアナウンスをお願いします。」
その直後、館内放送より、アナウンスがあり私もこっそりと黙とうを捧げました。
仕事中であれば業務に忙殺され、アナウンスがなければそのまま気づかず過ごしていたでしょう。
こまやかな対応に本当に感服いたしました。

回転体に手を出すな

機械等への巻き込まれ災害を防ぐために、現場では回転体に手を出すことは禁制事項となっていることが多いですが、それでも手を出してケガをする事例は後を絶ちません。労働者の安全感性の欠如、知識・教育不足などがその背景にあると考えられます。巻き込まれ災害に限ったことではないですが、過去に起こった悲惨な災害事例を提示することは、不安全行動の抑止力になります。私も職場巡視で現場に伺った際には、自分が悲惨なケガをすることを想定しながら、現場を歩くようにしています。そのせいでしょうか、時々自分がケガをする、ぞっとするような夢を見ることがあります。この前も建設現場の高い所から落ちる夢を見ました。そういう時はいつも夢で良かったと思いますが。

忙しい自動車製造業

昨年の後半以降、自動車製造関係の事業所では忙しい状況が続いており、ほとんどの事業所の担当者から、「忙しい」という言葉が聞かれます。4月からの消費増税に伴う自動車の駆け込み需要による要因が大きいようです。トヨタ自動車の利益がすごい額になっているのも理解できます。産業医としても、ここ最近自動車製造関係の事業所での過重労働面談の実施件数が多くなっています。

メンタルヘルス不全者を早く見つける体制づくり その4

その4として最後に、メンタルヘルス不全者を積極的に見つけにいくというものではないのですが、健康診断後の保健指導を活用するという方法があります。通常健診後の保健指導は生活習慣病の予防に関する話になることが多いものですが、よくよく話を聞いてみると対象者が非常にストレスを抱えていたり、それによってさまざまな症状が出現したりしていることに気づくことがあります。こうして保健指導を行うと、時に期せずしてメンタルヘルス不全に陥っている社員の発見につながることがあります。特にベテランの保健師になると、このあたりのテクニックを身につけているものです。

牡蠣の生食によるノロウィルス感染にご注意

ある事業場の担当者の方が先日4人で牡蠣を生食したところ、その方を含め3人がノロウィルスによる胃腸炎にかかったとのことでした。発熱もして結構つらかったようです。牡蠣のおいしい季節ですが、生食は常にノロウィルス感染のリスクを伴いますので、やはり加熱処理して食べるのが無難です。それでも食べたい方はノロウィルスを覚悟しなければなりません。先日私も家族と一緒に近くの市場で牡蠣を焼いて食べたのですが、その結果長男は撃沈、私も少しお腹の調子を崩しました。少し生のまま食べてしまったようです。

早朝我が家に警察が駆けつける

先週末の早朝に警察の方々が我が家に駆けつけるという珍事がありました。7時少し前にパトカーが家の前に2台停まり、さぞご近所の方はびっくりされたことと思います。私が枕元のアラーム音を手探りで止めた際に、誤って知らないうちにセコムの非常ボタンまで押してしまい、セコムから警察に通報がいったものですから、近くの交番から警官が駆けつけたというのが真相です。はじめは自分も何のことやら分からず、以前酔っぱらって物を落としたことがありましたので、警察が落し物でも届けに来てくれたのかなと思ってしまいました。警官の方々は私が家から出てきた時は、さぞ私のことを悪い犯人と思い身構えたことでしょう。ほかに先週は別の日の夜でしたが、我が家は救急車を呼ぶ事もありましたので(次男は盲腸で入院)、まさにご近所お騒がせの1週間になりました。それにしても宣伝ではありませんが、今回のことでセコムに入っていることをとても心強く思いました。

産業医に関するご契約・ご相談は、メールまたはお電話にてお気軽に新規契約をご検討の方下さい。服部産業医SOSコールTEL:093-742-2204 受付時間 9:00~18:00 ≫新規契約をご検討の方フォームはこちら メールは、日・祝日を除き、24時間以内にご返信致します。
お問い合わせフォーム
TEL:093-742-2204 受付時間:9:00~18:00
電話をかける