服部産業医事務所の活動


冬の大敵!むくみ③


保健師の宮本です。

今週は、3週に亘ってお送りしてきた「むくみ」の最終回です。

最近ではエステだけでなく、温泉施設なんかでも「リンパマッサージ」「リンパドレナージ(ュ)」という看板を見かけるようになってきました。

(医学や看護学では「排出」を表す際「ドレナージ」という言葉を使うのでこの「ドレナージュ」という響きが気になって仕方がないのですが、「ドレナージ」「ドレナージュ」この2つに明確な違いはないようです。)

 

お金をかけずにリンパの流れをよくする方法はないの?という方は必見!

今回はむくみにくい体作りと、うっかりむくんでしまった時の対処法についてまとめてみました!

 

●水分補給

日中は水分を多めに摂り、夜は少なめに補給します。

ですが、特に夏場は寝ている間に脱水状態に陥る可能性があるので、まったく飲まないというのも危険です。

常温やできるだけ温かい飲み物だとむくみにくいと言われていますので、そういうものを選択すると○。

 

●味付け

塩辛いものや味の濃いものを多く摂取することはむくみの原因になります。

辛い物や味の濃い物は控えて、どうしても食べたい場合は少量にしましょう。

また、塩分(ナトリウム)と逆の働きをしてくれるカリウムを多く含む野菜(イモ類、きゅうりなどのウリ類、豆類)や果物(バナナ、りんご)、海草類は水分代謝をスムーズにする働きがあるので◎。

たんぱく質やミネラルのバランスを考えた食事にすれば、むくみ難くなります。

 

★むくみ解消方法

前回お話したように、筋肉を動かす・温めるなどの刺激によってリンパ液が押し出されやすくなります。

その原理を利用して・・・

 

・湯船に浸かる

お湯の水圧と温度によって静脈の血液の流れがよくなるため、症状が和らぎます。

お湯の中で手足の指をグーパーしたり、ふくらはぎをマッサージすると更に効果的。

湯船が難しい場合は深めの足湯でも○

 

・足枕

横になる際、足に枕などを置いて足を頭より高い場所へ置くと、重力によりリンパ液が足先から体に戻りやすくなります。

 

・運動

長時間デスクワークなどを行った場合は、仕事の合間に軽い屈伸運動など適度に運動を行うことで筋肉のポンプ作用を働かせます。

エレベーターなどを使用せず、階段を利用して歩く事も効果的です。

 

・リンパマッサージ

ふくらはぎのリンパマッサージなどもむくみ対策に効果的です。

コツは手や足の先から体の中心部に向かってマッサージしていくこと。

時に関節部分である肘・膝、日頃動かす機会の少ない手足の付け根部分は念入りにモミモミ・グリグリします。

圧力をかけてリンパ管を刺激するという点では、むくみ予防のストッキングや靴下を履くのも良いかもしれません。

 

3週に亘ってお話をしてきた「むくみ」ですが、むくみを放置しつづけることで色素沈着やシワ・たるみの原因になることもあるとか。

1番怖いのは先週お伝えした「もしかしたら病気の症状かもしれない」ということです。

いつもと違う、何か気になる、ということがあれば念のために病院に行ってみるのも大切です!