服部産業医事務所の活動

言ってみたかった言葉

先日大学院の息子が研究室の飲み会に参加、私が娘を車で塾に迎えに行った帰りに、時間があえば息子のいる店に寄り、一緒に連れて帰る手だてにしていました。娘を迎えに行く時間になっても息子からの連絡はありませんでしたので、こちらからメールをするも返答なし。しようがないので、息子の携帯に電話するといつもと異なる声、口調で、少し酔っぱらった様子。まだ飲み会は終わっていないので、先に帰ってもらってよいとのことでしたので、こちらからは「あまり飲み過ぎるなよ」と言ってそのまま帰ることにしました。この言葉、今まで私自身、折あるごとに言われてきたことでしたが、先日は自分が言う立場となり少し偉くなった気分になりました。言ってみたかった言葉(?)です。

頑張り屋の肝臓

こんにちは。保健師の荒木優子です。

あっという間にもう師走、今年も残り少なくなってきました。

このシーズンは忘年会に新年会・・・、お酒を飲む機会も増えてきますよね

アルコールを分解してくれているのは、肝臓ですが、この肝臓はアルコール・薬の解毒以外に、コレステロールの合成や糖代謝、胆汁を作ったりなど様々な働きがあり非常に頑張り屋の臓器なのです。

しかし、肝臓は沈黙の臓器と言われるように、黙々と働き、最後まで何も言いません。

是非、頑張り屋の臓器を労わってあげてほしいなと思います。

お酒を飲みすぎた翌日は休肝日に!また、何か食べながら飲むとよいですね。

またアルコール分解にかかる時間は1合で平均3時間です。どうぞ飲みすぎにもお気をつけて(Y.A)

定期健康診断後のフォロー

健康診断の結果、再精密検査あるいは治療が必要と判定される方は多いですが、その後該当者が医療機関に受診したかどうかまで追跡、把握している会社は決して多くないことが分かりました。有所見者の把握はできていても、その後のフォローが不十分であれば健康診断の受けっぱなしになり、健診を受ける意味がありません。このような実態をふまえ、少なくとも重症度の高い方についてはしっかりフォローする仕組みを構築する必要がありそうです。

中小企業安全衛生研究会に参加しました

8日に福岡県医師会館で日本産業衛生学会中小企業安全衛生研究会が開催され、朝から参加してきました。今回は中小企業を担当している労働衛生機関や大学の若い先生が多く参加されていました。最後のシンポジウムでは「多職種で中小企業をどう支えていくか」というテーマで6人の演者がそれぞれの立場で講演をされましたが、まさに弊社は外部専門機関として中小企業を支える担い手になり得るという思いを強く持ちました。これからも日々の業務を地道に行い、中小企業の安全衛生の向上に貢献していきたいと思います。

忘年会

本日は弊社の忘年会でした。
例年顧問税理士事務所の皆様と親睦を兼ねた忘年会となっており、それぞれの立場での意見なども交換しています。
税理士事務所では税務のことだけでなく、広く事業主様の相談に乗ることも結構多いとのことでした。
契約事業所様の事情に精通しているからこその相談となっているという話を聞いて、弊社も同じように現場の事情に詳しいからこそ相談いただくことができ、アドバイスが適うのだなとしみじみ思いました。
あたり前なのですが事業所様には、本に書いてあることそのままではなく、現場に応じてお伝えできることが産業医契約をしていただいているメリットになっていると思っていただけると幸いです。(N・H)

衛生管理者受験準備講習の講師をします

第二種衛生管理者受験準備講習の講師をします。試験に合格するために勉強すべきポイントについて分かりやすく説明をします。詳細は下記のとおりです。奮って参加ください。

日時:平成24年12月21日(金)13時~17時

場所:福岡県消防会館(福岡市博多区中洲中島町)

科目:労働生理

主催:社団法人 福岡県労働基準協会連合会

健康寿命

すっかり寒くなりましたね保健師の荒木優子です。

今日は某企業で、「健康でいきいきと過ごすにはどうしたらいいか」というテーマの健康講話を行ってきました。

日本の平均寿命は世界トップレベルですが、介護等の必要なく自立して過ごせる期間である健康寿命は伸びず、平均寿命と健康寿命の差は約10年程あります。

この差の間、介護など何かの支援を受けて過ごしているという計算になります。

健康寿命を延ばし、自立した生活を過ごすには、若い頃からの積み重ねがものをいいます。今日は、そのポイントについてお話をしてきました。

先日、福岡県在住の106歳、昇地三郎さんが「ベストドレッサー特別賞」を受賞されました。昇地さんは、長生きされているだけでなく、毎日生き生きと楽しくすごしておられます。元気の秘訣をお聞きすると「おしゃれのポイントは毎日服を換える事。おしゃれをしなくなったその時から人間は老いていくのです」と語られていました。

昇地さんに負けないよう、毎日をイキイキと過ごしたいですね(Y.A)

 

 

 

メンタルヘルス疾患による休職者は若い年代に多い

ある統計ですが、メンタルヘルス疾患による休職者は20~30歳代が約70%を占めるという結果が出ていました。全年代に占めるこれらの年代の割合はそこまで高くないですので、若年者のメンタルヘルス疾患による休職率は他の年代に比べ高いことが分かります。また休職期間も平均6か月弱であり、年休や就業制限の期間を含めると1年ほどは通常勤務が難しいという結果も出ていました。多くの会社を担当しているなかで、これらの結果は私が常々持っている印象と一致しており、メンタルヘルス対策については生活習慣病対策などとは異なり、若年者をターゲットにした取組も必要であると感じています。それにしてもなぜ若い年代にメンタルヘルス疾患が多いのか気になるところです。

社長の視察

今日伺った事業場は、今月中旬に社長が現場の視察に来られる予定になっており、職場を挙げて4Sに取り組んでいました。やはり社長視察の影響力は大きいものがあります。転じて産業医巡視の時にも現場には準備万端で臨んでほしいと思う一方で、決して構えることなくありのままの姿を見せてほしいと思う気持ちもあります。健康診断があるからといっていつもと違う生活をせず、いつもどおりの生活をして自然体で健診を受けてほしいと思うようなものです。

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