保健師の宮本です。
毎日目に入るインターネット画面の中に、気になる記事がありましたのでご紹介します。
以下、引用です。
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■肩こりの人は要注意! 肩こりが原因の「老け顔」ってあるの?
私が肩こりに悩む方のお話を伺う時、チェックするのは肩こりの範囲だけではありません。
「顔」のチェックも大切にしています。
実は、肩こりを訴える人の中には、お顔の印象やコンディションが気になる方が少なくないのです。
「肩こりがツラいせいで、いきいきとした雰囲気になりにくいのかしら?」とも思いましたが、そう単純なものではないようです。
■肩こりが悪化すると、美容の悩みが起こり始める?
肩こりが関わる体調の変化には、様々なものがあります。
自覚しやすいもののひとつが「顔」の状態です。
鏡を見たり、顔を触ったりするとすぐにご自身で気づく場合もあるようです。
症状によっては、美容の悩みになってしまうものもあり、肩こりとともに顔のコンディションも改善させていきたいと願う声も少なくありません。
●肩こりに悩む人に多い「顔」に現れる症状とは
・顔が腫れぼったくなる
・疲れた表情をしている
・顔の筋肉がこわばっている
・顔色がすぐれない、くすみがち
・肌にかさつきが目立つようになる
・顔のバランスに左右差が生じる
・口が大きく開かない
■肩こりが原因で顔に悪影響が出るのはなぜ?
肩こりとともに顔のコンディションに変化が生じやすい理由は、肩こりが起こりやすい頸部や頭部の筋肉は、顔面の筋肉にもつながっているためです。
首の筋肉が張ることで、頸椎の可動性も部分的に悪くなる場合があり、それが顎関節の動きにも影響を与えると、口の開閉に違和感が生じたり、顔の歪みとなって現れます。
肩こりになりやすい人や肩こりのツラい症状に悩まされている人は、日々ストレスを抱えて過ごしていることが多いため、いつのまにか笑顔が減り表情の変化が乏しくなることもあります。
すると、顔の筋肉もよりこわばりやすくなります。
こわばりに加え、筋肉の動きが少なくなると、血流の滞りや皮下の水分停滞、血色不良につながる可能性があります。
さらに自律神経のアンバランスから、肌のかさつきやすさが目立つ人もいるのです。
■スッキリ顔に戻すために効果的なこと
頚椎の負担を軽減させる目的も含め、首から肩まわりにかけての筋肉をリラックスさせることです。
それに加え、顔の筋肉を意識的に動かして、血流やリンパの流れを改善させていきます。
また、顔の腫れぼったい状態は、ついお酒を呑み過ぎてしまったという翌朝にも生じやすいため、お酒の飲み方にも気をつけたいものです。
●好きな香りで簡単ホットパック
濡らしたタオルを電子レンジで約1分間温めます。
そのままでもよいですが、好きな香りのエッセンシャルオイルを1~2滴タオルにしみこませ、目のまわりを中心にタオルを置きます。
緊張しやすい目のまわりの筋肉をリラックスさせるとともに、心もホッと和ませましょう。
●軽く頬の筋肉をつまみ上げる
頬骨の辺りから顎のライン付近の範囲を軽く指の腹でつまみ上げます。
エッセンシャルオイルをしみこませたタオルをそのまま使用してもよいですし、タオルなしでもかまいません。
左右対称的な部位をつまんでいくと、つまみ上げやすさ・硬さ・少し痛いかも……といった感覚的な違いがわかります。
血流の滞りがちな側は、つまむときに硬さや少々の痛みを感じるかもしれません。
3秒間つまみ上げたらパっと放して、位置をずらしてください。
●おでこの筋肉をほぐす
おでこの筋肉がほぐれると、まぶたが重く感じる・頭が重いといった症状の改善にも役立ちます。
手のひらの手首に近い柔らかい部分をおでこに当てます。
手のひらはおでこから離さずに、5回円を描くようにゆっくりとマッサージしたら、位置をずらして同様に行います。
顔には心の奥にしまいこんでいる感情や何気ない生活習慣の影響も表れるといわれます。
嬉しいことがあった後やたっぷり睡眠がとれた日などは、顔の印象もよく見えることが多いものです。
慢性化しやすい肩こり同様に、顔のコンディション低下も慢性化する可能性がありますので、しっかりケアしてスッキリした顔をキープしましょう。
【肩こりガイド:檜垣 暁子】
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