服部産業医事務所の活動

飲酒による腎機能への影響

1日あたり「純アルコール量60g程度(日本酒3合相当)」以上の大量の飲酒が、男性での腎機能低下のリスクとなることが大阪大学の研究で示されました。

飲酒は肝臓への影響が大きいことはご存知かと思いますが、腎機能までも影響があるとなると飲酒習慣をしっかり改めていく必要があります。
腎臓は働きが悪くなるまで症状が出ないため、症状が出た時には機能しなくなっていることもあります。腎臓が機能しなくなると血液透析が必要になる場合があり、これまで通りの就業継続が難しくなる可能性もでてきます。

健診で尿検査は軽視されがちですが、尿たんぱくが陽性で、飲酒量が多いと思われる方は注意が必要です。

適度の飲酒の場合は、腎機能低下を予防する可能性も示されたそうです。
純アルコール量約20g(日本酒1合相当)の適度の飲酒をしている男性は、腎機能の低下のリスクはむしろ低かったという結果がでました。
だから飲みましょうというわけではありませんが、やはり「適量」って大事ですね。

 純アルコール量20gに相当する量
▼ビール(ロング缶) 1本 (500mL)
▼チューハイ(レギュラー缶) 1本 (350mL)
▼日本酒 1合(180mL)
▼焼酎 1杯 (100mL)
▼ワイン 2杯 (120mL)
▼ウイスキー 2杯 (60mL)

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