服部産業医事務所の活動

胃カメラを受けました

今年も先週末大学同期の今津先生のクリニックで胃カメラを受けました。麻酔をかけてもらい、今回も楽に検査を受けることができました。今年は少しくらい胃が荒れているのではないかと思っていましたが、結果は異常なくきれいな胃ということでした。ストレスは胃にくるといいますが、過去には多少胃粘膜が荒れていることもあったので、その当時と比べるとストレスなく仕事ができているのかもしれません。胃カメラは胃粘膜を直接視る検査であり、バリウムを用いた胃透視と比べると検査精度は高いですので、できるだけ胃の検査は胃カメラで行うことをお勧めいたします。年末は大腸ファイバー検査を受ける予定です。

AEDの設置場所

AEDを設置している事業所は多いですが、その置いた場所が分かりづらかったり物に隠れたりしていて、緊急時に誰もがその置き場所を認識していて使用できる状況にない事業所が結構あります。他の自販機と並べて設置してあり、その存在を認識しづらいケースもありました。やはりAEDはだれもがその存在を認識できる場所に設置したうえで、その表示までしておくことが必要ですね。

コロナワクチンの任意接種

コロナワクチンの任意接種が行われていますが、現役世代からは接種したという話はあまり聞かれず、高齢者からのみ接種したという話が聞かれる状況にあります。やはり若い世代にはワクチン接種後の副反応への恐れがあるからでしょうか。敬遠されているようです。さらに費用の自己負担が生じますので、なおさら接種率は低くなると考えられます。現在は産業医としても関係先に対して接種の勧奨はしていません。代わってインフルエンザのワクチン接種は勧奨していますが。

運動の秋です

運動するにはもってこいの季節になりましたが、減量を目標に運動に取り組まれている方は多いと思います。減量というとカロリー制限を頭に思い浮かべる方も多いと思いますが、カロリー制限のみで減量を行おうとすると、筋肉量の減少をまねき、基礎代謝が落ちることで結果的には消費エネルギーの減少を引き起こします。そうなると今度は同じ摂取カロリーでも体重増加をまねくことになり、これが体重のリバウンドにつながってきます。そうならないためにも減量するには摂取カロリーの制限だけではなく運動も併用し、筋肉量を維持あるいは増加させることが必要です。減量はカロリー制限ととともに運動を併用して筋肉量を維持する、これが鉄則です。

過酷な職場巡視

今年の夏の暑さは異常であり、午前、午後続けて現場の職場巡視を行うと、本当に体にこたえます。これから体が衰えていけば、職場巡視はできなくなるのではないかと思ってしまいますし、それが退き際にならなければよいがと思う今日この頃です。

高血圧に伴う就業禁止措置

冬場は血圧が高くなりやすく、上が200下が120を超えるような方については、産業医として即座に就業禁止の指示を出しています。ただ血圧が高くても自覚症状のない方がほとんどであり、医療機関を受診せず放置しているケースも多々あります。そうした場合、実際に就業禁止措置を実行すると、仕事ができなくなりますので、ようやく医療機関を受診し降圧剤の内服を始めてくれることになります。就業禁止になる前に医療機関に受診してもらいたいところですが、高血圧の恐ろしさを知ってもらうためにも、衛生委員会等の場をとらえて、高血圧について教育、啓蒙を行っています。

これを機に健康づくりを

全国労働衛生週間は今月第1週で終わりましたが、こうした機会をとらえて、運動や色々な健康づくりを始めるきっかけにしたいものです。会社によっては組合健保などが提供する健康づくりプログラムを持っており、社員が自主的に登録して取り組みやすいプログラムを選んだ後、一定期間健康づくりを行い、さらにはその目標を達成すればポイントやプレゼントがもらえたりするようなものもありますので、これから始められる方にとってはそうしたプログラムを活用しない手はないと思います。やはり健康づくりは「継続は力なり」、楽しく続けられることが肝要です。

インフルエンザ予防接種のお勧め

いよいよ今シーズンもインフルエンザ予防接種が始まりますが、今年は定点測定の結果からするとコロナとの同時流行の様相を呈しており、またインフルエンザについてはこの時期としては珍しく定点の数値が注意報レベルになっている地域もあるようですので、今シーズンは少しでも多くの方に予防接種を受けていただきたいものです。特に工場などで交替勤務を行っている職場は欠員が生じるとラインを止めなくてはならない状況になりますので、接種率を上げていく必要があります。

食当たりの季節です

最近関係先や回りで食当たりをしたという話を聞くことが結構多い印象です。6月から9月にかけては高温多湿の環境下で細菌性食中毒の発生数が最も多くなる季節です。単なる腹痛や下痢などの症状だけでなく、場合によっては血便を伴うケースもありますので、決して侮ることはできません。さらに病原性大腸菌o-157による食中毒では、命を奪われることさえあります。火を通していない生モノの摂取をしない、弁当や食べ物を車の中や日の当たるところに置かないなど最低限の注意事項は守っていただく必要があります。

本当に久しぶりの病欠でした

先週水曜の夜に高熱が出まして、翌日後輩の細田先生のクリニックで診察してもらったところ、コロナやインフルエンザの反応はありませんでしたが、何かの感染症だろうということで、内服を処方してもらいました。倦怠感強く、気力も出ず、どうにもならずその後週末まで仕事を休みました。起業して以来、病気で仕事を休んだ記憶がほとんどなく、本当に久しぶりの病欠となりました。スタッフの助けやスケジュールの延期、その他事業所の担当者のご配慮等もあり、どうにか乗り切りましたが、方々にご迷惑をおかけした次第です。経営者は仕事の空白を作ることは許されない身であり、健康で元気に仕事をできることの有難さを改めて感じた療養期間になりました。今週からは体調も回復し、仕事に戻りますので、よろしくお願いいたします。

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