服部産業医事務所の活動

信頼性の高い日本の過労死研究

昨日受けた研修においてILOの先生が言われていた話ですが、わが国の過労死研究は諸外国から注目を集めているとのことでした。かつてわが国の過労死は、’’karoshi’’という言葉で、日本特有のものとして諸外国に紹介されていた経緯があります。したがって過労死研究で取り扱われてきたデータの数も大きく、その信頼性が高く評価されることは十分に理解できます。これは決して自慢できる話ではないと思いますが、一方で現在わが国の長時間労働は確実に減ってきており、汚名返上といきたいところです。

コロナの症状が長引く要因は

同じコロナに罹っても、比較的速やかに症状が軽快する人もいれば、たとえ解熱しても咳や痰などの症状がいつまでも続く人もいて、その経過は様々です。影響を与える要因としてワクチン接種の有無、年齢や基礎疾患の有無は当然のことながら、特に長期間の過重労働により疲労が蓄積している方は、元々体力が低下していることもあり、罹患後の経過が長引く傾向があるようです。やはり日頃の健康管理は重要です。

やはりワクチン接種大事です

このところコロナに感染した方と面談することが多いのですが、やはり感染者はワクチン接種を受けていない方が多く、熱やその他の症状も長引きやすい傾向が見られます。もちろんワクチンを接種していてもコロナに感染している方はいますが、たとえ高齢者であってもあまり熱が上がらないとか、すぐに解熱して軽症ですんでいるケースが多く、改めてワクチン接種の発症予防効果、重症化予防効果を実感いたします。ワクチンの副反応はそのほとんどが1日や2日で消失することを考えると、やはりワクチン接種は受けておくべきですね。

濃厚接触者の自宅待機が

オミクロン株は従来の株に比べ子供への感染が多いので、その子供の家族が濃厚接触により自宅待機を余儀なくされるケースが多く見られています。今は保健所から濃厚接触者の特定やそれに対する指示が出されればまだましな方で、保健所から何の連絡もなく、宙ぶらりんの状態で仕事に出られず時だけが過ぎていくという状況も生じています。こうしたなかで産業保健職として濃厚接触者の特定や自宅待機、職場復帰に関する指示をしばしば求められており、少々しんどい状況になっています。

3回目接種はファイザーかモデルナか

これから本格的に3回目のワクチン接種が進められることになりますが、今回は交差接種も認められているため、ファイザーとモデルナどちらのワクチンを選択するかは個人の判断に委ねられています。どうも海外のデータでは3回目に2回目までとは別のワクチンを接種する方が中和抗体の上がり方が大きいという結果が出ているようです。特に1,2回目はファイザー、3回目モデルナの組み合わせが最強のようです。都合の良いことに3回目のワクチンは、これまでに比べモデルナの割合が高く、半分近くの方はモデルナを接種することになります。ただ世間的にはファイザーの人気が高いようですので、少しでも早く打ちたい方はモデルナがお勧めになります。

冬場に多い帯状疱疹

基本的に帯状疱疹は年間を通じて発生しますが、冬場の寒い時期に多く発生する印象があります。すでに今年に入り自分の関係先で数件耳にしました。こう気温が下がると、寒さそのものが人間の体にとってストレスになることの他に、寒さによって体力が奪われ帯状疱疹になっているものと思われます。真夏も体力を消耗しますが、真冬も外に出る仕事をしていると体力をかなり消耗しているのを自分自身感じています。やはりしっかり防寒して十分に睡眠を取ることが求めれらますね。

お正月太りにご注意を

これからいよいよ年末、正月を迎えますが、この時期は美味しいものをたくさん食べて、たくさん寝たい方が多いと思います。ただ正月明けて体重を測ると、平均して2~3キロ増えているのが普通の状況といえます。そうならないためにも腹八分目と寒い中での運動にも努めたいですね。12月の衛生委員会で正月太りの話は、皆さん興味を持って聞かれているようです。

胃カメラ検査受けましたよー

私にとって年末年始は胃カメラ、腹部エコー、大腸カメラ、眼、歯の健診と、体のチェックが目白押しの季節なのですが、今年も先週末に医学部同期生の今津先生(いまづクリニック)のところで、胃カメラと腹部エコーの検査を受けてきました。今年は胃の粘膜もピンク色で荒れたところなどなく、胃カメラ、腹部エコーともに異常なしでした。これまで胃の粘膜は日常バタバタしていたりすると、症状なくとも多少荒れていたりしていたので、今はストレスなく日常が過ごせているのかもしれません。胃粘膜の所見は自分にとって、ストレスの度合いを測るバロメーターなのかもです。

自己保健義務

不摂生により健診結果が悪化し、就業禁止になったにも関わらず、その本人から仕事ができないで困っているというような苦情を受けることがあります。産業医としては安全配慮の立場から就業禁止にしているわけですが、一方で労働者は自らが健康管理を行うことにより、健全な労働力を提供し、仕事のパフォーマンスを出す義務があるといえます。仕事を全うにするためには、日ごろからしっかり健康管理を行っておく必要があるわけであり、自己保健義務という考え方になりますね。

全国労働衛生週間を機に運動を

先週末より全国労働衛生週間に入りました。同週間においては職場の衛生管理のみならず、個人の健康管理を行っていくこともその目的の1つになっています。コロナ禍で運動不足になっている方は、この週間を機に三密を避けつつ何かの運動に取り組んでいただきたいと思います。天候も良いようですので、ウォーキングやジョギングなど、外での運動がお勧めですね。

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