加湿器使用の注意点
- 2025年02月04日
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こんにちは、保健師の宮本です。乾燥が気になる季節、オフィスでの加湿器の使用は快適な環境づくりに役立ちますが、誤った使い方をすると健康や機器に悪影響を及ぼすこともあります。以下の点に注意して、適切に使用しましょう。
1. 加湿のしすぎに注意
・適切な湿度は40~60%。湿度が高すぎると、カビやダニの繁殖につながるため、湿度計でこまめに確認を。
・窓や壁が結露している場合は加湿しすぎのサイン。換気を行いましょう。
ただし、最近オフィスなどの職場巡視の際に、加湿器を最大で使用しても湿度が30%くらいにしか上がらない所をよく見かけます。建屋の関係や何か理由があると思いますが、その際は個人レベルで水分補給をするなどの対策も必要となるようです。
2. 定期的な清掃が必須
・タンクの水を放置すると雑菌やカビが繁殖し、それが空気中に拡散する恐れがあります。
・毎日水を入れ替え、タンクやフィルターを週1回以上掃除しましょう。
3. 水道水を使用する
・ミネラルウォーターや浄水器の水は雑菌が繁殖しやすいためNG。
・水道水を使用し、加湿器用の除菌剤を活用するのも◎。
4. 設置場所に注意
・パソコンや電子機器の近くに置かない(水分で故障の原因に)。
・人が直接蒸気を浴びる場所も避ける(のどや肌の乾燥悪化の原因になることも)。
5. 超音波式加湿器は特に注意
・水の中の雑菌やミネラルもそのまま空気中に拡散するため、特に清掃を徹底する。
・加熱式やハイブリッド式に比べてフィルター交換が必要な場合もあるので、取扱説明書を確認。
オフィスで快適に過ごすためにも、適切な加湿と清掃を心がけましょう!