子宮頸がん検診のコツ
- 2016年12月16日
- 健康管理(倉)
こんにちは、保健師の倉です。
今日は風が冷たいですね。
今年1番の寒さとの予報でしたので、久しぶりに手袋を出しました。
先日、子宮頸がん検診に行ってきました。
婦人科受診に対しては全く抵抗がないのですが、
いざ検査となり台にあがると、多少緊張するものですね。
数年前は看護師として、
カーテンの向こうに立って先生の介助をしていました。
よくあるお問い合わせに
「女性の先生ですか?」というものがあります。
女医のほうが恥ずかしくないという意図のようですが…
安心してください!
毎日何十人もの検診者さんと接している側としては、全く気になりません。
それが日常ですので、興奮もしません。
女医のほうが痛くないというのも偏見です。
私がいた施設の女の先生は優しくゆっくり進める方でしたが、
膣をクスコという器械で広げ、子宮の入り口を擦るので、多少の痛みはあります。
痛みを最小限にする方法は、受ける側が「力を抜くこと」です。
力を抜く感覚が分からないかたは、逆に一度ギュッと力を入れた後、ため息をついてみてください。
力が抜けます。
それでも「痛いから検診を受けたくない!」という方は、
クスコのサイズを小さめでお願いするといいかもしれません。
あまりサイズを小さくすると、子宮の入り口が目で見えづらくなるので、
びらんやただれを見落とすデメリットはありますが、
子宮頸がん検診には問題ありません。
ぜひ婦人科も話しやすいかかりつけの先生を見つけてくださいね。
私は今回セカンドオピニオンも兼ねて
いつもと違う婦人科に行ってみましたが、
とても優しいおじいちゃん先生で、ホッとしました。
では、よい週末をお過ごしください。