五月病
- 2013年05月16日
- メンタルヘルス
澄んだ青空に泳ぐ鯉のぼり、新緑のまぶしい季節です。例年なら五月はこんな時候の挨拶を交わしますが、今年は空も山も霞んだまま、うららかな春を実感することなく夏を迎えそうです。そうはいっても、4月から新しい環境や新規の仕事に就いた方にとって、5月の連休明け頃はなんとなくすっきりしない感じがすることがやはり多いようです。この時期のこんな状態を五月病と呼びますが、発見のポイントがあるようです。5月14日付産経新聞によると、以下の特徴的な様子が見られます。
① 全体的に不眠傾向 眠れない・朝起きられない
② 食欲の変化 食べたくない・食べ過ぎてしまう
③ 億劫 体を動かすことが面倒・人との関わりが面倒 →話したくない・運動する気が起きない・会社や学校に行くのが面倒
④ 疲れる すぐ疲れる・気力が続かない・体がだるい
⑤ 楽しくない 楽しめない・興味が持てない
⑥ いつもの背広やスーツを着られない
どうやら五月病らしい???となった方、どうすればよいのか悩ましいですね。その答えはズバリ!『体を動かすこと』だそうです。何も考えずに、短時間でもよいので、ともかく体を動かすことにつきます。また、一人で思いつめずに、考えていること、感じたこと等を身近な人とざっくばらんに話すことができれば五月病とはバイバイできそうです。しっかり動いて、ばっちり働き、お腹をほど良く満足させ、よく休んで、ぐっすり眠る、これらをひとつずつ取り戻していきましょう。ただし、いつまでも気持ちが重い時は遠慮しないで周りに相談してください。相談を受けた人は専門家に繋ぎましょう。かかりつけ医、衛生管理者、社内産業保健スタッフ、健保組合相談窓口・・・症状が五月病か迷った時は以下の相談窓口もあります。
「勤労者メール相談」 mental_tel@yokohamah.rofuku.go.jp
山本センター長が直接対応し、原則24時間以内に回答をくれるそうです。
弊社ホームページにリンクしている厚労省の「こころの耳」も参考になります。 もちろん弊社契約企業様は直接弊社にご相談できます。ご相談フォームを活用ください。(N・H)