深呼吸
- 2013年05月15日
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こんにちは。保健師の山口です。
入社して1か月経ちました。服部夫妻のバックアップの下、リラックスして働くことができています。感謝!
しかしながら、まだまだ緊張した毎日です。企業に伺う時(特に初回訪問時)、保健指導時(対象者の方々緊張の面持ちで来られますが、私も同じぐらい緊張しています。)
そんなときは深呼吸。
呼吸とは大気中の空気を吸って酸素を血液に取り込み、体内中の二酸化炭素を吐く息とともに排出します。これは生まれてから死ぬまで行われる動作です。
息を吸った時には交感神経が優位に立ち、息を吐く時には副交感神経が優位に立つ。交感神経は緊張、副交感神経には緩和の効果があります。
深い呼吸をすると、副交感神経が優位に立ちアルファ(α)波、そしてシータ(θ)派が出て、脳からセロトニンという物質が排出されます。セロトニンは爽快感をもたらし、ストレスや痛みを抑える働きがあり、さらには不安をぬぐい去り、平常心を演出する物質。深くゆっくりとした呼吸は脳波を刺激してリラックス効果をもたらします。
逆に早い呼吸をすると交感神経が優位に立ち、息がつまりベータ(β)波が出てイライラしたりします。
確かに振り返ってみると、怒っている時は呼吸も荒く、早い。寝る前のひとときはとても深く、ゆっくりした呼吸だなと思います。
緊張した時こそ、意識的に深呼吸を行う。緊張して舞い上がっている時はそんなこと頭にないかもしれませんが、イライラしてるな、疲れてるな、という時は是非試してください。
余談ですが、
ため息をつくと幸せが逃げるから、ため息はつかないほうがいいと人からよく言われます。しかし、身体がリラックスしたいよ~と無意識に出してるサインなのかもしれませんね。ため息も悪いことばかりじゃないのかもしれません。(S.Y)