服部産業医事務所の活動

今年こそは脱正月太り④

おはようございます、保健師の山本です。
本日はクリスマスイブですね。
今夜は街にいったい何人のサンタが降臨するのでしょうかww

さて、今月は脱正月太りと銘打ちましてお話してきましたが、それも最後となりました。
本日は脱正月太りの10か条を今回のまとめとしておきたいと思います。
お正月明けにスカートやパンツが入らない、ということのないように、この10か条を肝に銘じておきましょう。

1.「食べること」を自分へのごほうびにしない!
普段は自宅で夕食を食べていたのに、残業で帰りが遅くなったりするとついつい間食したり外食を繰り返したり、深夜にたくさん食べてしまったり。また、忙しさのストレスから甘いものに手を伸ばしたり……と、忙しい日々には太る要素がいっぱい。忙しさのご褒美は食べることばかりにつなげないよう、工夫したいですね。

2.1日に食べてよいお菓子は1個まで!
12月から1月はお歳暮やクリスマスのお菓子など、普段よりもお菓子を食べる機会が多くなりがちです。たくさんいただいた場合は身近な人におすそ分けしましょう。ダイエット中は1日に食べて良いお菓子は1個まで。それは年末年始であっても変えないルールとして気持ちを引き締めないと、ついつい手が伸びて食べてしまうはめに。後で後悔しないよう、いつも以上に注意したいですね。

3.ダイエットのためには断る勇気も大切!
忘年会、新年会、クリスマス会etc、年末年始はお付き合いも増えるというもの。飲み会は参加してしまうとついつ食べ過ぎてしまう原因に。必要な会合以外は参加しない、時にはノンアルコールですごす、など自分なりのルールを決めましょう。また、食べる前と後で上手に調節したり、都度食べすぎをリセットする工夫が欠かせません。

4.高カロリーメニューだと自覚すること!
クリスマスのホームパーティなどに並ぶ料理は、フライドチキンにサンドイッチ、持ち帰り寿司にマヨネーズ和えのサラダ、ケーキにスナック菓子など、カロリーの高いものが多いと言えます。
自宅で用意する場合は、野菜スティックやミネストローネやポトフなど、野菜たっぷりでカロリー控えめの料理を加えて、カロリーの高いものばかり食べ過ぎないように献立に工夫をしましょう。また、料理がたくさん残ったら、出席した方々へのお土産に。必要以上に食べ物を手元に残さないようにしましょう。

5.ひとつの料理ばかり食べない!
おせち料理は和食だから大丈夫、と安心していると意外と侮れません。甘いおせち料理は少量で高カロリー。例えば、栗きんとん 栗2粒分(約80g)170kcal、黒豆 1人前(約20g)57kcal、だてまき小 2切れ(約40g)80kcalといった具合。煮物系はお砂糖たっぷりなので要注意です。
一方で、かまぼこやなますなどの酢の物は比較的ローカロリー。ひとつのお料理ばかりたくさん食べないよう注意しましょう。また、お雑煮や焼餅などで食べるお餅も、一日2個までと決めて、食べ過ぎないようにしましょう。

6.ごちそうやお菓子の前には時間を決めて座る!
実家でお正月休みを過ごすとてきめん太る、という方も多い様子。それはずばり、動かずたっぷり食べてばかりの日々が原因です。
また、家族や親戚などが集まったりすると、多くなるのが、鍋や鉄板焼きや大皿料理。これらは、自分が一体どれだけ食べたのかわからなくなる危険性が。皆で持ち寄ったお菓子や果物などの食べ物がたっぷりとあったり、常に何かしら食べるものが目の前にある、という状態には要注意です。
食べるだけでなく、お手伝いや片付けに回ったりして少し動きましょう。そして、くれぐれも何時間もエンドレスに食べ続けることのないように、ごちそうの前には時間を決めて座ってください。

7.食べる量は同じでも、1週間ゴロゴロしていると1㎏増⁉
お正月太りの最も多い原因は、運動不足で動かないということ。日頃は電車に乗ったり歩いたりしているのに休みになるとごろごろと寝ているだけ、と生活が一変してしまいます。午前中に体を動かさないでいるとその日1日がエネルギー消費も鈍りやすくなると言われているので、午前中に買い物に行く、掃除をする、など毎日少しずつ用事をつくりカラダを動かしましょう。食べる量が同じでも一週間動かないだけで1kg増、といったことにもなりかねません!
そして、できればこの期間に運動を取り入れましょう。1日に1時間体を動かすだけでも、お正月太り防止には大いに効果がありますよ!

8.夜更かしは太るモトと心得る!
夜更かしをすればするほど太る法則があると言われるとおり、不規則な生活は太るモトです。夜遅くまで起きていると、どうしても何か食べるクセがついてしまうだけでなく、昼間よりも深夜に食べたもののほうが体脂肪になりやすいと言われてもいるからです。
朝遅くまで寝て午前中に一食も食べず、午後から深夜にかけて何度か食べ、夜遅くまで起きている。こんな生活サイクルを何日も続けるのは、ダイエットにはNGです。正月太り防止に効果があるのは、食事の時間と就寝・起床の睡眠時間をできるだけ乱さないこと。夜更かしで体内時計が狂うと、代謝機能までもが時差ぼけしてしまい、太りやすい体質へと傾いてしまうこともあると考えられます。

9.食事時間以外は食べないと決める!
お正月期間に意外と食べてしまうものは、加工食品。テレビをみながらポテトチップスや柿の種をつまんだり、アイスを食べたり、小腹が減ったとコンビニの肉まんやカップ麺を食べたり……。これらは明らかにカロリーオーバーの元凶となります。食事時間以外は食べ物を口にしない、といった決まりを作らないといつまでも食べてしまう原因になります。

10.暴飲暴食⇒断食は太るモト!
家族が集まると、食べ放題や焼肉、寿司などの外食に出かけることも増えますよね。そうした時もついついはめをはずして食べすぎないよう、毎回気をつけたいものです。ダイエット中はできるだけ例外を作らず、毎回の食事に少しずつ気をつける意識が大切。
暴飲暴食の後でぱたりと断食、というのは太りやすい生活パターンです。できるだけリセットが要らなくなるよう、どんなときも食べ方には気をつけたいですね。

そして今年もあと1週間となりました。
私が担当しています企業の皆様、旧年中は大変お世話になりました。
また来年も引き続きよろしくお願いいたします。
Wishing you a Merry Christmas and a Happy New Year!

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