感染検査における偽陽性と偽陰性
- 2021年10月25日
- 新型コロナウイルス
PCR検査や抗原検査など感染の有無を調べる検査には、どんな検査でも偽陽性や偽陰性が出ることはつきものであり、それらの出ない完璧な検査はありません。偽陽性は余分な心配や時間をかけてしまうことになり、また偽陰性は感染を見落とすことになります。もちろん検査方法や検査キットごとにその精度はさまざまですが、検査結果の解釈や事後措置については偽陽性や偽陰性の可能性も考慮したうえで行う必要があります。最近は検査キットが市販され、簡単に手に入るようになってきましたが、検査キットの選択のみならず、結果の解釈も含め、素人判断するのは少し危うい気がします。産業医契約先の企業におかれましては、感染検査において疑義が生じたような場合は、ぜひご連絡いただけるようお願いいたします。