これからの季節に要注意!「食中毒」から身を守るために
- 2025年06月03日
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こんにちは。保健師の宮本です。
梅雨から夏にかけては、気温や湿度が高くなり、細菌が増えやすくなる時期です。この時期に特に注意したいのが「食中毒」です。
食中毒の原因は主に以下の3つです。
- 細菌(例:サルモネラ、腸管出血性大腸菌など)
- ウイルス(例:ノロウイルス)
- 自然毒・化学物質・アレルゲン(例:フグ毒、アレルギー物質の誤摂取)
特に細菌性の食中毒は、気温が上がる時期に急増します。
予防の3原則「つけない・ふやさない・やっつける」が大切です
1. つけない(清潔)
・手洗いは調理前、食事前、トイレ後にしっかりと
・調理器具(包丁、まな板)は生肉・野菜・魚で使い分け
・買った食品はすぐ冷蔵庫へ
2. ふやさない(迅速な冷却)
・作った料理は早めに食べる
・お弁当は十分に冷ましてから詰める
・冷蔵庫は10℃以下、冷凍庫は−15℃以下をキープ
3. やっつける(加熱)
・加熱は中心温度75℃以上、1分以上が目安
・特に鶏肉や卵はしっかり火を通す
・電子レンジの加熱ムラにも注意!
★外食・テイクアウトでも注意★
・信頼できるお店を選ぶ
・持ち帰り後はすぐ食べる or 冷蔵保存
・長時間の持ち運びは避ける
もし体調に異変を感じたら‥「下痢・嘔吐・発熱」が続く場合は、無理をせず医療機関を受診してください。
暑さが本格的になってくるようです。体調に気をつけてお過ごしください。