夏ですがインフルエンザのお話
こんにちは、保健師の倉です。
うだるような暑さが続きますが、体調を崩すことなくお過ごしでしょうか。
少しでも暑さを和らげるため、冬の話題を・・。
冬の流行といえば、インフルエンザですが、
この時期、既に2016/2017シーズンのワクチン株は決まっています!!
初めて聴いたときには、
「えっ?? もう?? 早くない?? 」と、
とても驚いたのですが、
ワクチンの製造等を考えると、、まぁそうですよね。
例年、国立感染研究所では
2~3月にかけて次年度の流行予測と会議が行われ、
ワクチン株を選定し、厚生労働省へ報告。
5~6月には厚生労働省より決定の通知が出ます。
ちなみに、2016/2017シーズンの
インフルエンザHAワクチン製造株は以下の通りです。
A型株
A/カリフォルニア/7/2009(X-179A)(H1N1)pdm09
A/香港/4801/2014(X-263)(H3N2)
B型株
B/プーケット/3073/2013(山形系統)
B/テキサス/2/2013(ビクトリア系統)
2015/2016シーズンで流行した3種類はそのままに、
A型香港株のみ変更になっています。
前シーズンより、3価から4価に増やすことで、
インフルエンザの症状悪化は防げたのでしょうか?
インフルエンザにかかった方は、ぜひお会いする際に教えてください。
詳しい見方は、またシーズン前にお知らせしますね。