服部産業医事務所の活動

お風呂

こんにちは。保健師の宮本です。
お盆も過ぎましたが、まだまだ暑いですね。
夏季休暇が取れた方は、ゆっくりと休養できたでしょうか。

さて、今日はお風呂についてですが、皆さまはシャワー派?湯船派? のどちらでしょうか。

毎日うだるような暑さ。とりあえずシャワーを浴びてサッパリという方も多いのではないでしょうか。
シャワーで汗を流すとスッキリ気持ちがいいですが、湯船に浸かるメリットも意外に大きいようです。

そこで、今回は湯船に浸かるメリットをご紹介したいと思います。
意外と健康効果があるようですよ。

★体臭の軽減
夏は汗をかくから体臭がきつくなると思っていませんか?実は体の汚れがきちっと落ちていないからかもしれません。

10分以上湯船に浸かるだけで汚れの8割が取れるといわれています。
お湯につかり体が温まることで、毛穴が開いて、毛穴に詰まっている脂や汚れ、皮膚の表面に付着している老廃角質が柔らかくなり、ゴシゴシ擦らなくても十分きれいになるそうです。
シャワーだけでは体の表面の汚れだけしか洗い流せず、汚れが残ってしまい、体臭を引き起こしているかもしれません。
汗をかきやすい首やわきの下やデリケートゾーンなどは、石鹸を使うことをお勧めします。

★基礎代謝アップ
湯船に浸かるだけで、結構な運動をしたことになります。
熱すぎない程度のお湯に10分浸かるだけで、40~80キロカロリー程も消費することができます。
この消費量は、ウォーキングやジョギングの10分にも匹敵するそうです。
入浴を楽しむだけで運動並みのカロリーが消費できるなら入る価値はありますね。
しかし、あまり長いと、乾燥肌や敏感肌をまねいてしまうので、20分以上の入浴は注意が必要だそう。

★体の疲れを取る
湯船に浸かることで体に適度な水圧がかかり、筋肉をほぐしたり血液やリンパの流れをよくしたりなどのマッサージの効果があります。
血行がよくなると、体内の疲労物質が早く排出されやすくなり、疲れが取れて回復が早くなるそうです。

★リラックス
人の体は心地よい程度のお風呂に浸かるとホッとした気分になりますね。
湯船につかった最初の「うがぁ~~~~っ」となるあの瞬間。
水の中では、体重は約1/10になっているため、自分の体重にかかる重力から解放され、体重を支えている関節や筋肉への負担が軽くなって、緊張がほぐれ、リラックスすることができるのです。
さらに、入浴で体温が上下することで、自律神経のバランスが整い、リラックスしやすい状態になります。

★寝つきがよくなる
体は、体温が下がる時に眠くなります。就寝の1時間くらい前に入浴することで、夏の寝苦しい夜でも眠りにつきやすくなります。

??お風呂を沸かすとコストがかかる??

特に1人暮らしの場合、節約のためにという理由でお風呂を沸かさないという人も多いようです。

お風呂の大きさやシャワーの水量、地域の水道代やガス代によって違いがありますが、一般的な浴槽にお湯を張るのと16分間シャワーした時の水量はほぼ同じとされています。
お風呂を沸かしてもシャワーも使うと思いますが、ご紹介した健康効果を考えると、時々でも湯船に浸って、サッパリしてみてはいかがでしょうか。

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