服部産業医事務所の活動

冬野菜を食べよう~カリフラワー編~

おはようございます、保健師の山本です。 花粉にPM2.5と嫌な時期が来ています。 お会いしたとき腫れぼったい目や鼻の先が赤くなっていたら、がんばっているんだなと見守っていただけたらと思っています。 さて、今回も引き続き冬野菜シリーズをお送りしたいと思っています。 取り上げるのはカリフラワーです。 1.カリフラワーについて カリフラワーはブロッコリーと同じくキャベツや白菜、チンゲンサイ、菜の花などの仲間でアブラナの一種です。 ブロッコリーが緑黄色野菜なのに対し、こちらは淡色野菜になります。 標準和名ではハナヤサイ(花椰菜)と呼ばれ、キャベツをカンラン(甘藍)と呼ぶのに対して、カリフラワーは花カンランとも呼ばれています。 一般には白いものというイメージがありますが、近頃は紫色のもの「バイオレットクイーン」やオレンジ色の「オレンジブーケ」などカラフルなカリフラワーが店頭に並ぶようになってきました。 そのほかにもグリーンのものや、変わった形をしたロマネスコなどがあります。 なお、カリフラワーは収穫時期を変えながら全国で栽培され、真夏を除きほぼ通年出回っています。 出回る量は秋頃から増え始めますが、最も美味しい旬の時期は11月頃から3月頃までで、寒い時期の冬になります。 決して安い野菜ではないので気軽に買い物かごに抛り込めないところはありますが、カリフラワーを使ったメニューはちょっとおしゃれな感じがするのは私だけではないと思います。 2.カリフラワーの栄養 実は、レモンに負けないくらいビタミンCが豊富なカリフラワー。 淡色野菜の中ではトップクラスで、しかも芋類同様に組織がシッカリしているので、茹でてもさほどダメージはありません。 カリフラワーなら塩茹でしてドレッシングやマヨネーズをかけるだけで、沢山食べることが出来るので、風邪予防にはオススメです。 茎には白い部分の3倍のビタミンCが含まれているので、捨てずに使いましょう。 薄く皮をむいてスライスすれば、シチューやパスタに入れても美味しいのでおすすめです。 また、血液をきれいにして発がん抑制作用をもつといわれるイソチオシアナート、がん・腫瘍の増殖を抑えるステロール、発がん物質を無毒化するインドール、がん増殖を抑えるメチルメサネサイホスルホネート、発がん抑制効果のあるフェノールなどなど、がんに効く成分てんこもりなので、がん予防(特に胃や結腸)にもとても有力な食材といえます。 ほか、不溶性食物繊維やカリウムも多いので、便秘予防やコレステロール・血圧の低下にも効果的です。 ちなみに、一般的な白色種に比べ、グリーンのものはビタミンCが倍近く含まれています(USDAデータベースより)。 また、オレンジカリフラワーにはβカロテンが沢山含まれており、紫色のものにはアントシアニンが含まれています。 これらの色つきカリフラワーは鮮やかな色をしていますが、もちろん人工的に着色したり、遺伝子操作をされたりしているわけではなく、自然に発生した品種を元に選抜育成された物です。 食卓が華やかになり、更に身体にも良いのですから積極的に使っていきたい品種です。 3.カリフラワーの選び方 カリフラワーを選びポイントは、まずしっかりと締まりがあり硬いものを選ぶ事です。 そして周りの葉の切り口が変色などせず新しい物を選んでください。 持った時にずっしりと重みを感じるものが良く、軸の切り口がみずみずしく新しいかどうか、変色していないか、スが入ったように空洞ができていないかなどを確認しましょう。 最後に、カリフラワーはあまり日持ちしないため、なるべく早く茹でるなど調理するようにしてください。 意外にも栄養豊富なカリフラワー、今日の食卓にいかがですか?

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