服部産業医事務所の活動

ダイエットに取り組む姿勢について

おはようございます、保健師の山本です。
桜の季節となりましたが、皆さんはお花見に行かれる予定はありますか?
私はいわゆる「1本桜」が好きで、高森の一心行の桜周辺の桜をドライブを兼て見に行っています。
皆さんのおすすめの花見スポットがあれば、教えて下さいね。

さて、今回はダイエットに取り組む際の「姿勢」についてお話ししたいとおもいます。
失敗ばかりのダイエットにサヨナラするきっかけになれば幸いです。

1.自分にピッタリなダイエット方法を見つける
まずは、ダイエット方法を選ぶところから。
食事制限、間食はしない、早朝からジョギング、ヨガ通い、寝る前に筋トレ。
こんな生活ができれば痩せられて当然ですね。
ですが生活のすべてをダイエットに捧げられるわけではありませんので、現実的には難しい人が多いと思います。
あくまで生活の一部にダイエットがある、というのが基本です。
自分のライフスタイルや性格、仕事、運動は好きか嫌いか、フィットネスジムに通う時間や金銭的な余裕はあるのかなど、様々なことを考えて無理のない方法を選択することがダイエットの第一歩です。

・全員揃って晩御飯を食べる家庭なのに、自分だけ夜ご飯はサラダのみ。
・妊娠出産で体力も筋力も落ちているのに、いきなりジョギングを始める。
・接待や仕事上の飲み会などが多いのに、厳しい食事制限をする。

これではライフスタイルに合っていないので無理が出て、ストレスにもなりますし、三日坊主で終わったとしても不思議ではありません。
とにかく継続できるかどうか、成功の鍵はココにあります。

2.目標をはっきりさせる
ここで言う目標とは、目標体重ということではありません。
もちろん、「◯kgになるまで頑張る」と、目標体重を決めるのは良いことです。
しかし大切なのは、痩せた後にどうしたいのかということ。
わかりやすい例としては、次のようなものです。

・あと5kg痩せて結婚式をあげたい
・夏までにビキニが着られる体に

モチベーションをキープするためにはやはり目標が必要ですし、目標があれば継続もしやすくなります。
この日にこのイベントがある、というのはわかりやすくて良いですが、それがない人でも「あの芸能人みたいになりたい」や「履けなくなったジーンズをまた履きたい」、なんなら「痩せたらこれを着る」と新しい服をひとつ買ってしまうのも悪くないアイデアです。
「そもそも何故痩せたいのか」、「痩せた先に何があるのか」それを忘れないことです。
ダイエット中に体重が増えてしまい、モチベーションが下がりそうになっても、目標を思い出し、時には自分にご褒美を与え、継続する気持ちを忘れないことが大切です。

3.我慢は続かない
自分で決めた約束事を守れなかったときに、「自分はなんて意志の弱い人間なんだろう…」だなんて、自分を責めていませんか?
自分で自分を責めて、落ち込んでしまう。
気持ちと一緒にモチベーションも下がって、やる気がなくなってしまいダイエットを止めてしまった経験がある方も多いのではないでしょうか。
ダイエットに終わりはありません。
まさしく継続で、1年後も10年後も、変わらないスタイルをキープするためにはダイエットを継続するしかありません。
つらいダイエットの継続は困難ですし、継続するためには我慢をしないことも大切です。

・おやつが食べたい⇒低カロリースイーツを作る(選ぶ)
・ご飯を食べ過ぎた⇒今日だけジョギングをしてみる
・疲れたから寝ちゃおう⇒ゆっくり眠って、朝食は置き換えにする

つらくなったら新しいアイデアで対応し、なるべく我慢をしないことです。
我慢をしないダイエットなら、いつの間にかダイエットをしている感覚はなくなり、その生活が新しい自分の習慣になっていきます。

夏に向けてダイエットを開始した人もいらっしゃすると思います。
我慢をせず、ストレスなく、少しずつ減っていく体重の変化にワクワクしながらダイエットをすることが、成功の秘訣。
ダイエットをしている生活が少しずつ習慣になり、その習慣が当たり前になったときが、ダイエットの本当のゴールです。
皆さんにとってのダイエットが、つらいものではなく、楽しい生活となるようにこれからも取り組んでくださいね。

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