雇用と労働のミスマッチ
- 2012年05月12日
- 活動報告
最近事業場の担当者とお話をしていて、求人を出してもなかなか人が集まらない、たとえ会社に入っても長続きせずすぐにやめてしまうというようなことをよく聞きます。業種的には特に製造業でよく聞かれる印象があります。その一方で若者の就職難については新聞でも毎日のように取り上げられており、一体どうなっているのだろうと思ってしまいます。こうした現象を見ますと、いわば雇用と労働のミスマッチが起こっているといえるのかもしれません。選ばなければいくらでも仕事はあるけれど、自分の希望している仕事に就こうとするとなかなか職が見つからないというところでしょうか。またこうした若者の親たちは結構裕福であったりして、子供が無理して働かなくても養っていくだけの経済力があるのかもしれません。東京などでは特に製造業など現場系の仕事に人が集まらないという話を聞きます。私など製造業は大好きなのですが、これも若者の価値観、意識の変化でしょうか。