労災の報告の遅延
- 2012年05月14日
- 活動報告
現場で労災が発生した場合、労基署に速やかに報告することが必要になりますが、同じように親会社あるいは委託元の会社にも報告するのが一般的です。ところがその報告をためらい遅延してしまう事例を時々耳にします。こうした場合の多くは、安全管理がずさんと思われる、親会社に迷惑をかける、今後仕事をもらえなくなるなどの心理が働いているようです。あとで労災の発生が発覚した場合、報告が遅延していればしているほど関係先の不信感が増すことになり、事態は悪化する一方です。労災が発生したらまずは関係先に速やかに報告すること。これが再発防止対策の出発点になると考えます。