やさしい時間
- 2018年09月20日
- 未分類
事務の武田です。
私たちは、さまざまな出会いと別れを繰り返しながら生きています。
思いがけず訪れる別れに戸惑ったり、
悲しみに打ちひしがれることもあります。
懸命に努力しても願うものが得られなかったり、
到底受け入れがたい理不尽さをつきつけられることもあります。
何故自分ばかりがこんな目に遭うのだと憤ったり
自分はなんて無力なのかとうなだれる夜もあります。
そんな思いを無理にポジティブに転換する必要も
焦って早く乗り越えようと、
感情を無理に抑え込む必要もないんだよ、と
昔、あるセラピストの方から教えて頂いたことを思い出しました。
どんな感情も大切な自分の感情なのだから、と。
今は飲み込まれてしまいそうな大きな感情も
いくつかのプロセスを経て
いつか自分が扱える大きさになるから、と。
そのために、人の手を借りて良いのだということも教えて頂きました。
気づけば、そんな日々があったことすらも忘れているほど
それらの感情は過去のものになってくれました。
なくなったわけではないので、
今でもふと思い出して胸が苦しくなることはありますが、
それをまた心の引き出しにしまえるくらいの大きさにはなりました。
今年は災害も多く、胸の痛いニュースが続きました。
もし、今、悲しみに打ちひしがれている方がおられたら
気が済むまでいっぱい泣いて良いですよと
抱きしめてあげたい気持ちでいます。
どうか皆様おひとりおひとりにやさしい時間がありますように。