服部産業医事務所の活動

リモートでも本当に大丈夫なのか(福岡産保センターメルマガのコラム掲載記事より)

コロナ禍以降、産業医活動をリモートで行う動きが加速しました。長時間労働やストレスチェックの面接指導については、一定の条件を満たせばリモートで行うことは認められていましたが、コロナ禍以降は、それ以外の活動にも拡大されてきています。産業医の仕事は現地、現実、現物が前提である点において、リモートがリアルに勝ることはあり得ませんが、リモートにはコロナ感染予防はもとより、時間や労力、コストを節約できるメリットもあります。一方でリモートの安直な導入による活動の質の低下は避けなければなりません。
 産業医の活動のなかで、安全衛生委員会はテレビ会議システムを用いて行う事業所も増え、十分に機能しています。職場巡視、特に有害作業のある現場の巡視は五感を用いる必要があり、リモートでは限界があります。面談はどうでしょうか。面談対象の顔色、表情を窺うこと、本音を言っているかどうかの見極め、同席者がいる場合のその場の空気を察することはリモートでは難しいことも多く、結果として判断を誤る可能性も考えられます。果たしてIT技術の進歩により、これらも解決される日が来るのでしょうか。

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