服部産業医事務所の活動

時間外労働が正確に把握されていないことの危うさ

過重労働面談を行っていて、勤務記録にあがってきている時間外労働の時間数が実際よりも少なく記載されているのではないかと思うことがしばしばあります。平日に何時くらいまで会社で仕事をしていたか、休日出勤をどれくらいしていたかを聞くことにより、およその時間外の労働時間数は計算できますので、その計算上の数字と実際の勤務記録の数字を比較すれば、記録が正確なのかどうかは比較的簡単にわかります。記録が実態とかけ離れている理由として、休日労働をカウントしていなかったり、残業を実際より少なくカウントしていたりすることなどがあげられますが、いずれにしてもこうしたことは問題です。時間外労働が少なく記録されていれば、面談する医師はリスクを過小評価してしまいますし、そもそも長時間労働をしているにもかかわらず面談の対象にあがってこないことにつながりますので、非常に危ういことになります。時間外労働は正確に把握するよう日頃から心がけたいものです。

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