服部産業医事務所の活動

軽作業とは何か

疾病やけがにより長期にわたり欠勤されていた方を復職させる際、会社からその主治医に就業上の配慮事項について尋ねますと、主治医から「軽作業ならよい」という回答がよく返ってきます。会社の関係者はその回答を受けて、復職後の仕事内容について検討することになりますが、今度は産業医が担当者から「主治医がいう軽作業というのはうちの会社では具体的にどういう作業ですか」と聞かれることになります。主治医としては肉体的、あるいは精神的に負荷の軽い仕事という意味で軽作業という言葉を使われているのでしょうが、会社の関係者にとっては、軽作業といわれてもあまりにも漠然としていてよくわからないということになります。やはりこうしたときは産業医の腕の見せ所です。産業医はご本人の作業環境や作業内容を把握していますので、主治医がいう軽作業が具体的にはどんな作業を指しているのかを担当者に示すことができます。こうした就業上の細かな判断や指示ができることは産業医の強み、専門性といえるのではないでしょうか。そのために産業医は日頃から少しでも多く現場に足を運び、作業環境や作業内容を把握しておかなければなりません。こうした意味においても職場巡視は重要ですね。

産業医に関するご契約・ご相談は、メールまたはお電話にてお気軽に新規契約をご検討の方下さい。服部産業医SOSコールTEL:093-742-2204 受付時間 9:00~18:00 ≫新規契約をご検討の方フォームはこちら メールは、日・祝日を除き、24時間以内にご返信致します。
お問い合わせフォーム
TEL:093-742-2204 受付時間:9:00~18:00
電話をかける