真冬の熱中症
- 2014年01月23日
- 活動報告
先日健康診断の診察を行った時のことですが、熱中症になったという方が来られました。かなりの温熱環境下で蒸気配管の断熱工事をしていた時に、背中の筋肉がつりだしたそうです。さらに帰宅後は嘔吐と下痢の症状が出現し、ほとんど何も食べていないと訴えられていました。おそらくウィルス性胃腸炎にて体調が悪かったところに、温熱環境下で作業を行い、熱けいれんの症状が出現したものと思われます。ベテランの方でしたので、ご本人も熱中症にかかったことを自覚されていました。1年を通して今回のような環境下で断熱工事をされているようでしたが、夏よりも冬の方が熱中症になりやすいとのことでした。おそらく冬は体が暑さに順化していないことがその理由と思われます。それにしても真冬の熱中症、今回初めて聞きました。