大阪の印刷会社が胆管癌発症で略式起訴された理由の1つに産業医の不選任が挙げられました
- 2014年10月20日
- お知らせ
過去に多くの職業性胆管癌が発生した大阪の印刷会社がこの度刑事処分を受け、労働安全衛生法違反で略式起訴されましたが、その理由の1つに労働者が50人以上いたにもかかわらず、産業医を選任していなかったことが挙げられていました。産業医を選任していればはたして胆管癌の発症を防げたか否かは分かりませんが、いずれにせよ事業場としては職業性疾病の発生防止のために労働安全衛生管理体制を整えていることが求められており、われわれ産業医にとっても注目すべき事案だと思います。