服部産業医事務所の活動

みかんの底力②

 保健師の宮本です。

先週に引き続きみかんの話題です。

 

みかんの効果的な食べ方

  • すじ、薄皮も食べる

効果 毛細血管の強化 血圧上昇抑制、血中中性脂肪の分解、ビタミンCの安定

 ヘスペリジンはみかん由来のポリフェノールで、みかんなどの柑橘類に多く含まれますが、実の部分よりも袋のスジに多く含まれています。

ヘスペリジンは健康に役立つ様々な効果をもたらします。

 

  • 焼きみかん

効果 身体を温め、風邪の予防に繋がる

作り方

  1. 表面のツルツルを取るため、皮ごと40~50℃のお湯に1分ほどつけ、布で拭く
  2. フライパンやオーブンなどにみかんを置く(入れる)
  3. 焦げ目がつくように適当にひっくり返しながら、全体をまんべんなく焼く
  4. 少し焦げ目がついたら、火を止め、温かいうちに食べる

 

 

ただ食べるだけがみかんじゃない!?

  • みかん風呂

効果 冷え性解消はもちろん、代謝に働きかけスベスベ肌に

作り方 5~6個のみかんの皮を布袋にいれ、お風呂に入れる。

    皮を天日干しし、よく乾燥させたものを使ってもOK!

 

  • 煎じ液

効果 咳や喉の痛みを防ぐ

作り方

  1. みかんをよく洗い(10個分ほど)、荒く刻む
  2. 風通しのよい日陰で干す(1週間~10日)
  3. その皮としょうが各6gに水500ccを加え、水が半分になるくらいまで煮る
  4. 煮汁に蜂蜜を少量加え、3回に分けて飲む。

 

 

おまけ

 みかんを食べると手が黄色になるのはなぜ?

 

「柑皮症(かんぴしょう)」

 柑橘類(かんきつるい)などに多く含まれるカロテン(ビタミンAの前駆物質)の過剰摂取により、皮膚にこの色素が沈着して黄色くなる状態です。

手指や手のひら、足の裏、鼻翼などの色調が黄色調となります症状が強いと全身の色調が黄色くなります。

特別な治療を行わなくても、カロテンの摂取量を減らすと皮膚の色調は正常にもどります。

 

 みかんを効果的に取り入れて、寒い冬を乗り切りましょう!

それではまた来週!

 

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