あまくなる健康指導
- 2012年03月10日
- 活動報告
産業医や保健師は健康指導の場面で自分が実行していないことや実行できないことを他人に指導しなければならないことがときにあります。医師や保健師も人間ですから、たばこを喫う者もおればお酒が好きな者もいるし、運動嫌いの者もいます。したがって自分が実行できないことを指導しなければならないことが起こってくるわけです。指導する側としては自分の言動が矛盾していることになりますが、私の場合は相手に禁酒や休肝日を設けるよう指導することがそれにあたります。今年の私の健康管理目標はできるだけ休肝日を設けることでしたが、恥ずかしながら実行率はほとんどゼロに近いのが現状です。以前契約会社の担当者から言われたことがあります。「服部産業医はお酒に関する指導については少しあまいそうですね。」と。やっぱりそうかと苦笑したことが思い出されます。