ストレスを感じる復職面談
- 2012年03月13日
- 活動報告
休職満了が近く、あとがない方の復職面談を行うことがありますが、本人は復職できなければ解雇になるだけに、復職可否の判断を行う産業医としてもかなりストレスを感じます。特にうつ病などメンタルヘルス系疾患の場合は休職期間が長くなっていることも多く、復職できるレベルまで症状が改善しているかどうかの見極めも難しいことも多いだけに余計ストレスを感じます。ときには症状が改善していないにもかかわらず、解雇されたくないばかりに復職を希望されているケースもあります。そうした方でも主治医からは復職可の診断書が出ていることがあり、対応に苦慮します。本人の立場からすれば主治医は復職を許可してくれているのに、産業医は許可してくれないのかということになります。そんなときは心のなかで主治医の先生にもう少ししっかり診てくれよと叫びたくなります。