小売店舗はバックヤードの4Sを行いましょう
- 2013年06月10日
- 活動報告
最近大型の小売店舗から労基署の立ち入りがあったという報告をよく聞きます。今年度厚労省は小売業を指導重点業種の1つに挙げており、その方針を受けてのものと思われます。特に監督官は店舗のバックヤードの4S(整理、整頓、清掃、清潔)ができているかどうかを確認してきているようです。また安全衛生管理体制が構築されているかどうかも詳細にチェックしており、なかでも安全衛生委員会の開催の有無、さらに同委員会に産業医が出席しているかどうかの確認まで行っているようです。またその際には議事録の提出を求められています。監督署に産業医の選任届は出しているものの活動実態のない「名ばかり産業医」になっている場合には、おそらく監督署から文書で改善勧告が出されるものと思われますので、そうした店舗は充分にご注意ください。もちろんご相談があれば適切なアドバイスをさせていただきます。