WBGT値(暑さ指数)の活用を
- 2013年06月13日
- 安全
今どきの熱中症対策は作業場所におけるWBGT値を測定し、それに基づき行われるようになってきました。暑さの程度は気温、湿度、風速、輻射熱の4つの要素で決まりますが、WBGT値はこれらを総合評価して得られる指標で、主観に頼らない客観的、定量的な指標といえます。WBGT値は気温と相対湿度から算出できますが、最近は熱中症の発生リスクの高い業種ではWBGT温度計がかなり普及してきており、価格もそれほど高くありませんので、導入されることをお勧めいたします。今年厚生労働省から出された熱中症予防対策のパンフレットでもWBGT値の活用が提唱されています。