ロコモ
- 2013年06月12日
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こんにちは。保健師の山口です。
メタボの次はロコモ。6.11の朝日新聞に記載がありました。
ロコモって何?
運動器(骨や筋肉)の障害による要介護の状態や要介護リスクの高い状態を表す新しい言葉として「ロコモティブシンドローム(以下「ロコモ」)(locomotive syndrome)」を提唱し、和文は「運動器症候群」 Locomotive(ロコモティブ)は「運動の」の意味で、機関車という意味もあり、能動的な意味合いを持つ。運動器は広く人の健康の根幹であるという考えを背景として、年をとることに否定的なニュアンスを持ち込まないことが大事であると考え、この言葉を選びました。(日本整形外科学会HPより)
厚労省がすすめている国民の健康づくり運動、第二次「健康日本21」において「メタボ」同様「ロコモ」の認知を広げようと計画しています。
勉強不足ですね。朝日新聞の記事を見るまで「ロコモ」という言葉すら知りませんでした。
「要介護」という言葉を聞いても、私たち働き盛り世代にはまだまだ遠い先の話で想像できないと思います。
しかし文科省による新体力テスト調査の結果(平成21年度)では、男女ともに40代後半から体力が低下することが判明しました。40歳以上の男女の5人に4人が“ロコモ及び予備群”と推定されているそうです。
関連した話ですが、私の通っているヨガの先生のお話では、最近の女性は骨盤低筋群が弱いとおっしゃていました。
マタニティヨガのレッスン時は、産前・産後のケアで骨盤を緩めるポーズを行っていましたが、今は鍛えるポーズも行っているそうです。
昔の女性は畑仕事で足腰が鍛えられていたのでしょうね。
現代は生活の利便性が増して、確実に活動レベルが低下してるのは明らかです。
また「メタボ」と「ロコモ」は関連性もあり、健康寿命を延ばすカギです。歳を重ねても生活機能が低下しないよう、今から予防と対策が必要かもしれませんね。