紫外線対策 「日焼け止めクリーム」
- 2015年04月07日
- 健康管理(宮本)
保健師の宮本です。
前回お話した「花粉症疑惑」ですが、先週末のお休みを利用して耳鼻科に行ってきました。
2時間近く待ち、ようやく診て頂くこと5分足らず・・・
まさかの「喉風邪」との診断でした(><)
天気の良い日の体調をみて、悪くなるようであれば再度受診してみようと思っています。
さて、先週からお伝えしています「紫外線」について。
今週は紫外線対策の代表格、「日焼け止めクリーム」を掘り下げます。
一言に日焼け止めといってもお店にはたくさんの商品が並んでおり、一体どれを買えば良いのやら・・
「高いのは効果がありそう!」「どれも一緒だろうからとりあえず安いのにしよう!」などとよく考えずに購入してはいませんか?
日焼け止めを買うにあたって知っておかなければならないのが、パッケージに必ず記載されているPAとSPFという数値です。
PA(Protection Grade of UVA):
UVAの防止効果を表す指標で、+~++++の4段階に分かれています。
自分が浴びるであろう紫外線量と同等、またはより強いPAの日焼け止めを使用すると光老化防止効果が期待できます。
SPF(Sun Protection Factor):
UVBの遮断効果を示す指標で、その数値は紫外線を浴びることで起こる皮膚の赤みが出てくるまでの時間を何倍に長くできるかを示したものです。
例えば、赤くなるまで10分かかる人がSPF30の日焼け止めクリームを塗った場合、10分×30=300分=5時間程度の日焼け止め効果が期待できるということです。
測定方法の関係から、現在日本製商品でのSPFは50+が上限となっています。
日常生活ではSPF20程度、PA++以上で十分ですが、海水浴や屋外作業などではSPF50、PA+++以上のものが必要になってきます。
なにより日焼け止めは汗や湿気で流れてしまうものなので、こまめに塗りなおすことが重要です。
「ケチらない」「こまめに塗りなおす」だけは忘れずに!
先週お伝えしたように、過度な日焼けは皮膚がんの発症リスクを高めます。
屋外作業の多い職場で働いていらっしゃる男性の方々も、帽子をかぶる・皮膚の露出を極力抑える・恥ずかしがらずに日焼け止めクリームを塗るなど、予防行動が大切です!
それではまた来週!